




生産者:一迫有機の会
『ササシグレ』は、かつての西の横綱『ササニシキ』の一世代前の宮城県や東北のメイン品種。今では、作る人もごく少数で、“超”のつく希少米です。
さっぱりした中に、ほどよい粘りと控え目だけれどしっとりとした甘さ。ゆっくり噛むと旨味がじわっと味わえます。
粘りが強く、ただ甘い特徴を競うコシヒカリ系統ばかりのお米が幅を利かせる現在、とても貴重なお米です。



生産者:山形おきたま産直センター
山形おきたま産直センターでは、若い生産者が多く、有機栽培や特別栽培に力を注いでいます。
土づくりが重要となる有機栽培、特別栽培では、オリジナルの有機質肥料を使用。
鶏糞・豚糞・米ぬかなどを原料とした有機質肥料を使うことで、環境にやさしい循環型農業を確立し、安心安全なお米を生産しています。
また、『米の精(※)』も追肥で使用しています。


『米の精』でつながる循環型農業
『米の精』は、BG無洗米の精米過程でできる肌ぬかを再利用することで誕生した、東都生協オリジナルの有機質資材。土づくりに必要な成分バランスが良く、微生物の餌となりやすいため、土壌が活性化して豊かになります。
米から取り除かれた肌ヌカが肥料として田んぼに返され、健康な稲を育てるという、循環型農業が実現しています。
※米を精米すると表面の凹部分に取り切れないヌカ(肌ヌカ)が残ります。金芽米(BG無洗米)の加工で、この肌ヌカを取り除き、熱処理をして粒状にしたものが『米の精』です。
自然と共生する
『田んぼの生きもの調査』
『自然と共生した環境保全型の取り組みを行っている田んぼには、カエルやドジョウ、トンボなどなど、たくさんの生きものがいます。
東都生協では、定期的にお米の産地を組合員とともに訪れ、田んぼに入って、どんな生きものがいるのかみんなで調査しています。
生産者にとっても組合員と交流することで農業のあり方を見直し、地域に適した農法の研究に役立つ活動となっています。

※2019年度・農林水産省HPより