JA やさと米作り体験2024 ~田んぼの生きもの調査~

5 月12 日(日)にスタートした「JA やさと米作り体験2024」田植え以降、参加者による除草作業を行っています。今回は6 月22 日(土)に3 回目の除草作業行いました。
この企画の米作りは、農薬、化学肥料、除草剤を使用しない米作りを行っています。もちろん除草作業も手作業になります。除草作業は9 月の収穫に向けて、お米の収量を左右する大事な作業です。腰を屈めての作業はとてもつらい作業ですが、皆さんめげずに楽しみながら作業を行っています。皆さんの頑張りで、稲も順調に育ってきています。
除草作業のあとに「田んぼの生きもの調査」を行いました。
今回、石岡市の「やまだ農園」山田晃太郎さんが生きもの調査の講師として参加していただきました。
山田さんは子どものころから生き物が好きなこともあり、有機農家になった理由のひとつだそうです。茅葺屋根を保存する活動など、いろいろな活動をしています。山田さんの説明を聞いてから、みんなで実際に田んぼに入り、網で生きものをとり、全員がとった生き物を大きな入れ物に入れ、みんなで観察しました。アマガエル(オタマジャクシ含む)、ニホンアカガエル、アキアカネのヤゴ、ガムシ(コガムシ、ヒメガムシ)、コオイムシ、タイコウチなど。山田さんが生きものの名前や生態などを解説し、子どもたちをはじめ皆、興味を持ってに聞き入っていました。観察後、集めた生きものは田んぼに返しました。田んぼには5,000 種以上の生きものが生息しているそうで、自然を守っていく事の大事さを学びました。

                除草作業の様子①
                除草作業の様子②
              説明をする山田さん(左)
             みんなで集めた田んぼの生きもの
             集めた生きものは元の田んぼへ
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