2025.10.01
EVトラックの出発式を開催しました
東都生協で初のEV車導入
東都生活協同組合(以下、東都生協)は、宅配事業における環境負荷低減の一環として、配送車両に電気自動車(EV)トラック2台を導入し、2025年9月17日に調布センター(東京都調布市)にて出発式を開催しました。
今回導入されたEV車両は、三菱ふそうトラック・バス株式会社が製造する「eキャンター」。車両総重量は5トン未満で、準中型自動車免許で運転可能な小型トラックです。最大積載量は1.65トン、航続距離は約100kmで、都市部での宅配業務に最適な仕様となっています。

出発式には、三菱ふそうトラック・バス株式会社の廣瀬様をはじめ、関係者が多数出席。廣瀬様は、「EV車は、生活圏により近いラストワンマイル(商品を消費者にお届けするまでの最後の配送工程)に使用されており、環境への配慮が求められる象徴的な存在となっている。東都生協が進める温室効果ガス削減の取り組みに貢献できるよう、今後も技術面・運用面で支援していきたい」と述べました。
また、東都生協の奥山専務理事は「今回が東都生協として初のEV車導入となる。導入した2台の運用結果を検証し、より多くのEV化を視野に入れた積極的な温暖化対策を推進していきたい」と語りました。

~温室効果ガス削減目標の達成に向けて~
東都生協では、2030年までに2013年度比で温室効果ガス排出量を40%削減するという目標を掲げています。今回のEV車導入は、その中核施策の一つです。
今後は、以下のような取り組みをさらに強化していく予定です。
・ 配送車両のEV化の段階的推進
・電力使用量の削減と高効率機器の導入
・ 再生可能エネルギーの開発・普及
