プレスリリース

2013.06.13

第39回通常総代会を開催 ~ 全議案を可決


6月13日(木)、東都生活協同組合 第39回通常総代会をヒルトン東京(新宿区)にて開催、全議案が可決しました。

総代会は、決算や1年間の事業と活動など重要な方針を決める東都生協最高の意思決定機関です。23万組合員の代表としての総代が、昨年12月から3回にわたる総代会議を経て当日に臨みました。

当日は、総代総数595人中、書面、代理人による出席を含めて579人が出席。2012年度活動・事業のまとめや2013年度方針・計画などについて理事会提案を受け、12人の総代発言による審議を経て採決を行い、全議案が可決決定されました。

東都生協は今年、40周年を迎えます。昨年は、これまで築いてきた「産直」の土台の上に立ち、あらためて明確な目標を持って進んでいくために「2020ビジョン」と「第8次中期計画(2012年~2014年)」を策定しました。

2013年度は、この第8次中期計画の2年目として、現状の事業の到達点を踏まえ、新たな組合員活動スタイルの推進と事業経営の立て直しに係わる重点課題に絞り込み、組合員のくらしに寄り添い、より一層くらしに貢献できる生協づくりに全力を傾けてまいります。

【2013年度の事業と活動の柱】

1.組合員活動
2013年度は、東都生協の存在価値を地域に発信します。地域を限定せず、同じ興味・関心を持つ組合員が一緒に活動する「とーと会」という新たなつながりにもチャレンジし、連絡会で多様な団体が交流する中から活動の活力を見出していきます。また、組合員活動のさまざまな場面で商品の利用普及に力を入れ、商品の良さを知り、より多くの人に広めていきます。自主的・自発的に活動を進め、くらしの中に東都生協がなくてはならない存在になるように、活動を推進していきます。

2.事業経営
第8次中期計画の重点であり、また共同購入事業にとっても重要な課題である「商品」「組織供給」「業態システム」の3分野の改革に組織を挙げて取り組みます。そして、改革を通じて生み出された経営資源は、営業力やサービス力を向上するために活用します。この改革にあたっては、
①食料システムの持続性を確保するために持続可能なライフスタイルを提案すること
②あらゆる場面で組合員の参加と組合員の声の反映を強め組合員とのつながりを強固にすること
③組合員のくらしに貢献して消費増税やTPP参加への動向などくらしの変化に対応すること、
の3つを大切に取り組んでいきます。

3.組織運営
人件費を中心としたコスト構造を改善して、組合員と直接接する現場の力を強め、事業を推進していく力を確保する改革を断行します。東日本大震災への対応として被災地支援を継続するとともに、放射能検査・情報提供に最善を尽します。また、事業の進化や革新に対応でき、加えて効率化できるように基幹コンピューターシステムの再構築を進めます。

採決結果
採決結果は以下のとおりです。

議案件名 結果
第1号議案 2012年度活動・事業報告および決算・損失処理案決定の件 賛成多数により可決決定
第2号議案 2013年度活動方針・事業計画および予算・投資決定の件 賛成多数により可決決定
第3号議案 組合員除名の件 3分の2以上の賛成により可決決定
第4号議案 役員選挙の件 役員候補者が定数内のため全員当選
第5号議案 役員退職慰労金支給の件 賛成多数により可決決定
第6号議案 議案決議効力発生の件 賛成多数により可決決定

※第3号議案は出席総代の2/3以上、それ以外の議案は同じく過半数の賛成で可決となります。
※第4号議案 役員選挙の件については、登録された役員候補者が選挙区ごとの定数内であったため、当生協役員選挙規約に基づき、候補者全員が当選しました。