東都生協の物流システムはすごい!

~産直野菜が組合員の手に届くまで~

供給センターから組合員のお宅まで

供給センターに届いた野菜は、供給担当職員が温度管理なども考えて丁寧に扱い、組合員のお宅まで責任を持ってお届けしています。

3日目午前4時ごろ、青果品が入った輸送用の大型保冷箱が供給センターに搬入。12度に保たれた青果倉庫で保管します。また冷蔵品は保冷箱ごと冷蔵庫に、冷凍品も同じく箱ごと、冷凍庫に保管。3日目 午前4時
杉並センターでは、午前8時ごろから、6人のアルバイトがトラック27台に積み込み作業。午前10時ごろ終了。この時保冷箱は開閉せず、温度は計算通りに保持。夏場の品温管理は、特に留意しています。※東都生協には16の供給センターがあり、地域の組合員宅にお届けしています。3日目午前8時
あの永嶋さんの小松菜が大切に届けられました。 磯田さん、毎週ありがとう!goal
トラックから台車に移して組合員の玄関先まで運びます。

常に組合員のため、を心掛けて

杉並センター 磯田智之(いそだともゆき)チーム長

小松菜の生産者カードに、組合員からのメッセージが返ってきました。

作業は素早く丁寧に、を心掛けています。箱の中は重たい物が下で葉物野菜やトマトなどが上になっていることを再確認し、保冷剤で温度変化は最小限になるようにするなど、小さいながらも多くの工夫をしています。この積み重ねが品質劣化を防止すると思っています。また、組合員とのコミュニケーションのために、身だしなみも気を付けています。組合員が生産者カードにコメントを書いてくれるとうれしくて、必ず目を通します。「おいしいという情報は別の組合員に伝えられますし自分自身の勉強にもなります。


産地と組合員との懸け橋に!

杉並センター 井上雄希(いのうえゆうき)センター長

 常に、組合員・生産者・職員のコミュニケーションを大切に業務にあたっています。生産者が努力と工夫をして作った農産物がいかに組合員の生活に役立てられるかを考えてお届けし、組合員からの感想や期待が書かれた生産者カードを産地へ寄せる。私たちは、産地と組合員の思いの「懸け橋」です。また、びんのリユースや包材のリサイクルなど、資源の有効活用と環境保全にも積極的に取り組んでいます。東都生協の利用が地球を守ることにつながると、もっと組合員に伝えていきたいと思っています。

 東都生協は、1973年の設立からずっと「産直」(産地直結)にこだわり続けています。設立当初は、安全で適正な価格の農産物や加工食品が市場では手に入りにくい時代。東都生協の基本理念「いのちとくらしを守るため」に始まった「産直」は、消費者の切実な願いでした。
 生産者と消費者を結ぶためには、正確な物流システムが必要不可欠です。東都生協は2つのセットセンターを開設することで、物流システムの効率と精度の向上を実現しました。結果、生産者と組合員をハード面ではセットセンターが、ソフト面では供給担当者がそれぞれ核となり結んでいます。
 物流システムを、そして「産直」をより進化させるためにも、生産者へは「生産者カード」で、東都生協へは「ひとこえ生協」で、組合員の気持ちを伝えていきましょう!