東都生協の方針・考え方

土づくり宣言21エコプラン

 東都生協は、「産直」「協同」「民主」-いのちとくらしを守るために- という基本理念のもとに、安全で良質な食べ物を中心に、生活に必要なさまざまな商品とサービスを、組合員に安定して届けます。また、すぐれた商品を求める消費者の切実な願いを受けとめる農業生産者・漁業生産者・メーカーと直接手をつなぎ、産直の事業と運動をすすめます。これらの事業活動による環境への影響に対して、適切な環境管理目標を作成し、定期的に見直しをおこないながら改善をはかり、環境負荷の軽減に努めます。


種をまき、緑が芽吹き、慈雨が降る。
いつくしむように手間をかけ、汗がほほを伝う。
ほっくりとした、黒い土。
自然との共同作業を収穫する、幸福感。

届いた野菜をやさしく洗う。
夢や信頼や願いがつまった、大切な恵み。
家族のいのちへつながることに、安心と感謝。

田を渡る風、山を彩る果実、広がる緑の牧場。
なごみの風景はただそこにあるのではなく
そこには農業が、人の手が、あります。
自然の力も汚れてしまいそうな時代だからこそ
農業が、自然が、私たちに与えてくれるものを
本気で大切にしていきたい。そういう社会をめざしたい。

そのために私たちは、ここに、
「土づくり宣言21エコプラン」を宣言します。

  1. [つづける]
    私たちは、人と地球にやさしく、ずっとつづけていける農業と畜産をすすめます。
  2. [つくる・たべる]
    私たちは、安全で、安心できて、質のよい農産物をつくり、それを購入し食べることで、お互いを支えあいます。
  3. [つなぐ]
    私たちは、生産者と消費者のパートナーシップを大切にし、循環型の農業と健康的な食生活を、創ります。 そして、地域作りや里山保全がゆたかに広がることを願います。
  4. [たしかめる]
    私たちは、一つひとつ、一歩ずつ、具体的な目標と実行を確認しながら、着実にすすんでいきます。