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つなげよう 子どもたちの笑顔 ~13回 東都生協 平和のつどい~を開催しました
迫力の堀絢子さんの反戦・反核一人芝居に引き込まれました
庭野理事長より開会あいさつ |
理事長があいさつで紹介した書籍 |
原爆雲の記憶を語る東條明子さん |
東友会の皆さまへ膝掛けを贈呈 |
堀絢子さんの一人芝居「朝ちゃん」 |
迫力の舞台に引き込まれます |
「とーと会」ブルーヘブンの展示 |
親子で展示を見ながら |
冒頭、庭野吉也理事長からの開会あいさつでは、戦争体験を伝えていく方が少なくなり、安全保障関連法の成立や憲法改正に向けた動きがある中、あらためて平和の問題について考えることの重要性を呼び掛けました。
併せて、なぜ生協が戦争に反対し、平和の活動に取り組むのか、東都生協発行「生協の歴史から戦争と平和を学ぶ」[齋藤嘉璋(さいとうよしあき)著]に触れ、「多くの組合員が考えていくきっかけに」と訴えました。
一般社団法人東友会の東條明子さんより被爆証言がありました。東京で生まれ、東京大空襲を体験し、疎開先の広島で被爆した東條さん。子どもの目線で語られる当時の様子や、原爆症で苦しむ中で仏門に入られたとのお話に、来場者は食い入るように聞きました。
モチーフ編みを膝掛け作りに取り組むとーと会「ピースニットカフェ」からは、東友会の皆さんにへ膝掛けの贈呈をしました。
東友会の家島さんから「毎年年末に贈られる膝掛けを心待ちにしている」との感謝の言葉をいただき、若い被爆者はいなくなり、東都生協のたくさんの若い後継者と平和活動を一緒に伝えていきたいとお話がありました。
ピースニットカフェの大河内さんからは、「組合員の皆さんから自宅で使わない毛糸を寄付していただき、モチーフを編み、つなげて膝掛けにして作ってお送りしている」と、膝掛けに込められた組合員の思いもお届けしていることを伝えました。
平和をテーマにしたとーと会「ブルーヘブン」は、パワーポイントを使いながら、原発事故での放射線汚染による子どもたの現状と「福島の子ども保養プロジェクト:杉並」について発表しました。
休憩をはさみ、山本真理子氏原作の「広島の母たち」より堀絢子さんの一人芝居「朝ちゃん」を上演。
舞台は原爆投下の翌朝。15歳の少女・秋子がひとりで焼け跡をさまよっていると、 焼け跡の中から全身が焼けただれた瀕死の朝子を見つけ出す。
秋子は、朝子の母を呼んできて朝子と再会させたが、朝子は「水がほしい」と言い続けながら母の手の中で徐々に弱っていく。朝子を早く休ませるために急いで家に向かう3人。そして、そんな朝子の家族を見て、秋子は自分の境遇について思いを巡らせる。
-秋子、朝子、朝子の母と兄、語りの部分と、堀さんは一人5役を見事に演じ分けました。
自分たちがまるでその場にいるかのような錯覚を覚えるほど、原爆の悲惨さが伝わりました。
続く「峠三吉 原爆詩集の序」の朗読では、作者それぞれの心の叫びが聞こえてくるかようでした。
併設された展示会場では「原爆と人間」「第五福竜丸」パネルや「戦争体験文集&平和募金企画参加者感想文集」から体験文、2015年度ヒロシマ・ナガサキ平和代表団の資料、東友会に贈る膝掛け、地雷のレプリカ、とーと会ブルーヘブンによる資料などを展示し、来場者が熱心に見入っていました。
戦争や平和についての絵本やモールのストラップ作り、折り鶴コーナーには子どもだけでなく、おとなも立ち寄っていました。
参加者からは
- 他人事じゃないんだなと思いました。これからはげんばくのことをわすれないでいきたいです(小学生)
- 私はなんにも知らないんだと思いました。私はとっても幸せだと思いました(小学生)
- 平和というものは、続いていくことに意義があると思います。皆さんの努力をお願いいたします。子ども、孫へと続くことを祈ります
- このようなつどいに参加することにより、平和への関心が高まると思います。いつまでも平和な世界でありますように
- 兵士・武器は、いらないと思いました
平和を伝えていくために、忘れてはいけない現実を、私たち一人ひとりが伝えていくことの大切さを実感した一日となりました。
2016 ピースアクション in TOKYO & ピースパレード に参加
東京から世界へ向けて、平和への思いと核兵器廃絶を訴えました
語り継ぐ「ヒロシマ・ナガサキ『あの日』 |
沿道の人たちに核兵器廃絶をアピール |
表参堂から原宿、 |
オープニングは、地域で音楽活動を行っている東都生協組合員のご夫妻、松林良晴さんの歌、松林潤子さんのピアノ伴奏のピースコンサートがありました。
語り継ぐ「ヒロシマ・ナガサキ『あの日』から生きて」では、東友会(東京都原爆被害者団体協議会)に寄せられた被爆者の相談事例を朗読で紹介。あの日を辛うじて生き延びた被爆者たちの心身の苦痛は生涯を通じて続き、その苦痛は計り知れないものだったことが語られました。朗読は各生協で分担しました。
続いて、松井一實広島市長、田上富久長崎市長からのメッセージが、それぞれ代読されました。両市の核廃絶へのさらなる決意と「ピースアクションin TOKYO 」への期待が表明されました。
「参加団体リレートーク」では、5団体が平和活動の取り組みについて発表し、日頃の活動について理解を深めました。
最後に「2016ピースアクションin TOKYOアピール」を東京地婦連(特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟)の山下陽枝さんが朗読し、拍手で採択されました。
続いて行われた「ピースパレード」では、表参道から原宿を通り神宮通り公園までの道のりを、宣伝カーからの平和アピールの呼び掛けとともに歩きました。行進者たちは笑顔で花の種を配りながら沿道の方たちに核兵器廃絶を訴えました。
ひたち野 穂の香卵 飼料用米 田植え体験&鶏舎見学・交流
JA新ひたち野・㈱小幡畜産の交流訪問報告
慣れない手つきで真剣に田植え |
本物の田んぼでの田植えは、 |
労働の後の昼食は美味でした |
「ひたち野 穂の香卵」 |
鶏舎にウイルスなどを持ち込ま |
鶏舎内の様子 |
飼料用米を給餌した鶏の卵は |
飼料用米を配合した餌で育てた鶏の卵「ひたち野 穂の香卵」。その飼料用米の産地であるJA新ひたち野と「ひたち野 穂の香卵」の販売窓口である日本販売農業協同組合連合会の協力を得て行われた体験交流企画です。
石岡市東田中田園都市センターに到着後、着替えをして長靴に履き替え徒歩で田んぼに移動。
田んぼにて田植えの仕方の指導を受けたあと、一列に並び田植え作業開始。晴れ渡った空のもと、おとなも子どもも慣れない手つきで泥に足を取られながらも一生懸命に田植えを行いました。JAの職員の方々も指導しながら一緒に植えました。
田植え終了後、田んぼの脇で手足を洗い、東田中 田園都市センターに移動して着替え。バスでJA新ひたち野本店に移動し、生産者やJAの皆さまと一緒に昼食をいただきました。「ひたち野 穂の香卵」 を使ったお料理など、おいしい昼食を食べながら大いに交流しました。
続いて「ひたち野 穂の香卵」についての学習。配付された資料に沿って、餌をとうもろこしでなく米にした経緯や畜産飼料の自給率などについて説明を受け、その後質疑応答も行われました。
JA新ひたち野 直売所「大地のめぐみ」でお買い物をしたあと、バスで㈱小幡畜産の養鶏場へ移動。車内で白衣・マスク・靴カバーが配布され、各自装着しました。
㈱小幡畜産の養鶏場にて飼料・飼育方法についての説明を受けたあと、「ひたち野 穂の香卵」の鶏舎と飼料場・堆肥場を見学しました。
その後、取っておいてくださった二黄卵を割って見ました。卵が3個入っていたものや、卵の中にまた卵が入っていたものなどもありました。
おいしい卵を作るために餌作りからしっかりと取り組んでいることを、実体験を通して学ぶことができた充実した一日となりました。
飼料用米ができるまでの一端を知るとともに、輸入飼料に頼らない日本の風土に合ったお米を鶏の餌として生かした養鶏について楽しく学び「ひたち野 穂の香卵」への理解を深めることができました。
参加者からは
「労力を要する大変な作業である田植えを体験できてよかった」
「初めて田んぼに入り、泥が思ったより深くびっくり」
「深く埋まる田んぼの泥の感触が良かった」
「最初は泥や田んぼの中の生き物が嫌だったが、最後は楽しかった」
「スコッチエッグや茶碗蒸しなど食事がものすごく豪華でおいしかった。幸せな気分になった。また食べたい」
「鶏舎には普段入る機会がないため興味深かった。卵を採るために鶏の健康などいろいろ手間をかけられていることを感じた」
「『ひたち野 穂の香卵』の黄身の白さにびっくり」
「命を支えるものを作っている方々に感謝と応援をしたいとあらためて思った」
などの感想がありました。
「子育てサロン にじいろ」NEW OPEN!
今後も、8月、10月、2月に開催予定!
階段を入り、2階に上がると会場 |
木のおもちゃに夢中な子どもたち |
双子ちゃんも来てくれました |
今年度、町田で親子カフェとして営業しているスペースをお借りして、偶数月の第4金曜日に実施する予定です。
記念すべき1回目を2016年6月24日に行いました。子どもたちは和室でのびのび遊び、ママたちはお子さんの見えるテーブル席でお菓子と飲み物でくつろいでいただきました。お子さん同士の歳が近いため、普段の子育ての様子などの話しが弾んでいました。
お昼は、持ってきたお弁当を広げる人、1階のおそば屋さんのおそばを注文する人、みんなでにぎやかなランチタイムとなりました。
お菓子はアレルギーを考慮した商品の中から選んで用意したところ、お子さんだけでなくママたちにも「おいしい」と好評でした。
参加者からは「アットホームな感じでよかった」「子どもと一緒でもいろいろと話せてよかった」「落ち着いた雰囲気でゆっくりできた」などの感想がありました。
今年度の開催は8月26日(金)、10月28日(金)、2017年2月24日(金)の午前10時から午後2時を予定しています。
一度のぞきに来てみませんか。(12月23日は祝日のためお休み)
【お問い合わせ先】
東都生協 国立センター
042-580-1750(月曜~金曜日 午前9時~午後5時)
㈲人と農・自然をつなぐ会~第40回お茶摘み交流会に参加しました
たくさん聴いて、体験し、食べた交流会!
同社代表取締役 杵塚敏明さん |
そば打ち体験も好評 |
お茶の葉を丁寧に摘みました |
美しい茶畑は日本の原風景 |
天気に恵まれ、東都生協以外に地元の消費者なども参加して総勢100人を超える大交流会になりました。
初日はお茶の手揉み体験・そば打ち体験・鶏を絞める体験・乗馬体験などの企画に自由に参加。
夕方からは「無農薬茶40年を振り返って」と題した講演会で、同社代表取締役の杵塚敏明さんから、害虫を殺すのではなく共存するためにどうしたら良いかなど、農薬無散布でお茶を栽培してきた40年の歩みや、食に対する考え方などのお話を伺い、質疑応答が行われました。
夕食、懇親会では、猪飯、天ぷら、のびるの和え物、ふきの煮物、たけのこの煮物、鶏の煮物、手打ちそばなど、地元の料理を食べながらにぎやかに交流しました。
翌日は、餅つきと朝食の後、茶畑へ移動して茶摘み体験を行い、新芽を手摘みしました。「上の葉しか取らないことにびっくり」「お茶の葉が柔らかかった」など、作業を通して、茶の芽の美しさ、力強さを満喫。木陰での昼食タイムには、美しい茶畑を眺めながら手作り弁当とお茶を味わいました。
交流会終了後、東都生協の参加者は近くの温泉へ移動し、ゆっくり入浴してから帰路に着きました。
「TPPや平和のことも考えた」「貴重な体験だった。作り手の大変さが分かった」という声にもあるように、現地でのさまざまな体験や交流を通して、産地の現状や取り組みについての理解を深めることができた2日間でした。
地域の活動を振り返り、仲間と交流を深めました
豆腐4商品の食べ比べも行いながら東都生協の良さを語り合いました
メインデッシュからデザートまで |
食べながらの交流会で |
冒頭の2015年度地域委員会活動報告では「ブロック委員会と地域委員会の違いは?」「まいとどちゃんの仕組みが知りたい」など素朴な質問も。
商品案内の変更点については花沢博美理事の説明に皆熱心に耳を傾け、食の未来づくりフェスタの話題では「第8地域は広いので、会場の五反田まで地域ごとにバスを出してほしい」という具体的な要望が出ました。
その後は昼食交流会。「東都エビピラフ」「かぞの豚肩ロースごま麹味噌漬」などの他に「東都おいものようかん」や「東都直火焼き醤油せんべい」のデザートも味わいました。
また、わたしのこだわりの「東都きぬ豆腐」「有機湧水豆腐」など4種の豆腐の食べ比べも行われ、おいしいランチを食べながら東都生協の良さを語り合いました。
小さな子どもからおとなまで!!
知らないうちに、みんな仲良くなりました
ワイワイ、ガヤガヤ |
おしゃべりしながら、 |
知らないお友だち同士でもたくさん集まって、楽しく遊んでほしいという委員会の思いから始まり、子育て中の家族の情報交換広場として、さんぼんすぎセンターで月1回開かれています。
この日は子ども6人、ママ4人が参加。はじめはママの後ろに張り付いていたちびっ子も時間がたてばみんな仲良し。
ママたちからは子育てや食べ物について楽しい会話も聞こえてきました。人気の折り紙コーナーは毎回企画しています。
4月からは第5地域委員会が主催し、毎月発行の「地域版ワォ」「杉並・中野インフォ!」でお知らせ。他の地域の方やパパ、おじいちゃん、おばあちゃんの訪問も大歓迎です!!
委員会メンバーが皆さんのお越しをお待ちしています。
「かぞの豚」のふるさと、㈱加須畜産・明和農場を訪問!
「かぞの豚」の品質・安全へのこだわりとおいしさの理由を体験
㈱加須畜産の明和農場を |
「かぞの豚」に関する |
豚バラのリエットなど |
「かぞの豚」(※)を取り扱う㈱加須畜産は、埼玉県加須市を中心に群馬県下合計5カ所の農場によるグループ内一貫生産を行っており、グループ内での母豚数はおよそ千頭、年間出荷頭数は約2万頭。安全でおいしい豚肉を安定的に供給できるよう日々努力している産直産地です。
同牧場では、㈱加須畜産の田口和寿社長から農場内の様子や生産状況について説明を聞き、農場を見学、衛生管理が行き届いていることを確認しました。
その後は、加須市内の食堂でかぞの豚を使ったシェフによる肉料理(サラダ、スープ、前菜4種盛り合わせ、パスタ、メインの肉料理、デザートの全6品、レシピ付き)を味わいながら交流会。
ここでは「かぞの豚」に関してのクイズも行われ、会場は大いに盛り上がりました。クイズの解答ごとに田口社長から丁寧な説明もあって、みんな納得。
「『かぞの豚』の挽肉は利用していなかったが、今日話を聞いて今後は食べたいと思った」
「十年以上『かぞの豚』を食べているが、素晴らしい肉ということをあらためて認識した」
「豚を少ししか見られなかったのは残念。でも、とても勉強になった」
など、参加者は「かぞの豚」の品質・安全へのこだわりとおいしさの理由を、楽しくおいしく学ぶことができました。
新商品おしゃべり会がスタート
今回から新しく横浜会場を開設
各自の評価をしっかり記録しています |
参加者の発言は、大切な情報 |
夏に向けてのつめた~い和菓子、 |
今回から城西会場、さんぼんすぎセンター会場(午前・午後)、新たに加わった横浜会場の4会場開催となり、メンバーは半年ごとの登録となりました。9月までの半年間、毎月1~2品を調理し試食、その後評価を行います。
2016年4月14日、さんぼんすぎセンター・午後会場では第1回を開催。商品の原材料や製造方法の説明を受け、試食し、食味や価格、使い勝手など、忌憚(きたん)のない意見交換を行いました。
今回、商品が少ない夏場の和菓子として「氷結果実のしずく(完熟マンゴー)」が提案されました。なめらかなマンゴーのシャーベットを求肥で包んだ一品で「初めての食感!」との声が多数出ていました。
マンゴーのピューレの原材料は外国産ですが、国産の米粉を使用しています。和菓子ではありますが、「夏場の氷菓子として、冷凍庫にいつも入れておける便利さがある」との意見も...。
冷凍庫から出して5分たってから食べると硬さもちょうどいいのですが、溶け始めると柔らかくなるので、早めに食べた方がおいしく食べられることが分かりました。参加者からは「冷凍庫の隙間に常備できる」とおおむね好評価でした。
さんぼんすぎセンター・午後会場には10人が登録。多くの人が食へのこだわりを持っていて、自分の意見をしっかり伝えていました。これらの評価の声を出す活動で商品づくりに関わっていきます。
電力自由化について学習会を開催
電力自由化に備えよう!
熱心に傾聴する参加者 |
中央は講師の吉田明子さん |
講師にお招きした特定非営利活動法人 FoE Japan の吉田明子さんは、自由化に伴うリスクなどを分かりやすく解説。
FoE Japanは、地球規模での環境問題に取り組む国際環境NGOです。
参加者は熱心に講義を聞いていて、今本当に知りたいテーマなのだと実感しました。
中身の濃い講義に、参加者からは「今後の地球環境を考えてエネルギーを選ぶことが大切だと思った」「再生エネルギーの電力会社を知ることができ、良かった」など多くの声が寄せられました。
主催者からは、「多くの組合員の方に参加していただいてうれしい。今後も皆さんの関心の高いテーマを取り上げていきたい」と満足そうでした。