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実りの秋、 収穫の秋、そして食欲の秋
産直産地・(農)房総食料センター「房総秋まつり」に参加
大きいおいもが掘れた! |
わら細工も人気 |
参加者は大満足 |
まずは現地でごぼうとさつまいも掘り体験。泥だらけになって引き抜くと、ちびっ子の手からは大きなさつまいもがゴロゴロ、長~いごぼうにも大歓声が! 袋いっぱいになるまで詰め込むと、瞬く間に持ちきれないほどの重さになりました。
その後はいよいよ秋まつり会場へ! 模擬店では産地の食材を使った野菜料理や近隣産地のさまざまな手づくり料理が並び、食欲をそそります。古代米で作る正月飾り、わら細工、絵手紙コーナーも大人気で行列ができるほど。
さらにメインイベントとして、若手生産者で結成された「房総SUN'S※」が、ステージ上でお披露目されました。祖父や父の背中を見て育った若者たちが、これからの日本の農業を背負って立ちます。会場内からは「頑張れ!!」のエールと大きな拍手が沸き上がりました。
後半、小雨もパラつきましたが、盛りだくさんの企画に参加者は大満足。この日のために準備をしてくださった産地の皆さんに感謝です。「子どもが泥まみれで夢中で掘っている姿に、都会では味わえない幸せを感じた」「初めてのごぼう掘りは楽しかった」とたくさんの思い出とお土産を抱えながら、晩秋の里に別れを告げました。
※房総SUN'S:新しく活動を開始した(農)房総食料センター青年部のこと
信州ハム㈱視察訪問報告
安全・安心な無塩せきのハム・ソーセージを作り続ける信州ハム㈱を視察訪問
メーカーの方からの説明に聞き入ります |
製造した商品を試食 |
工場内で製造工程を見学 |
充実した視察となりました |
視察訪問企画では、東都生協商品の生産現場や関連する施設を視察します。目的は、東都生協との約束事や、約束を守るための仕組みとその運用実態、産地やメーカーの特徴的な取り組みなどを、組合員自身が確認することにあります。
参加者は事前に「商品ガイド」「産地・メーカーの資料」などに目を通して視察に臨みます。
参加した組合員からは
「常に品質の向上を意識して〝安全・安心とおいしさ〞を追求し、水と環境にこだわっている姿勢がよく分かる」
「無塩せき(※)の勉強になり、購入する時の安心につながった」
「食や日本の未来について考えさせられた。日本経済の成長のためにも、もっと国産原料を使ってほしいと思った」
などの声が聞かれました。
この企画を通して、メーカーと東都生協の産直のつながりや取り組みなどについてさらに理解を深めることができました。
※塩せき:(原料肉を漬け込む)工程で、発色剤(亜硝酸ナトリウム・硝酸カリウム)を使用していないものを「無塩せき」と呼びます。(塩を使用していないという意味ではありません)
「新商品おしゃべり会」町田会場報告
組合員が新登場前の商品を調理・試食し、評価する活動
実地で調理方法を確認 |
調理して商品の状態を確認 |
調理しやすさも重要なポイント |
今回提案されたのは、「さんまのつみれ汁」と「北海道産秋鮭のポテト焼き」。どちらも冷凍品の試食となりました。
「さんまのつみれ汁」は、つみれ材料としてはなじみのないさんまが原材料で、青魚特有の臭みが心配でしたが、「食べやすくスープも付いて利用しやすい」という意見にまとまりました。
「北海道産秋鮭のポテト焼き」は、揚げ立ては鮭の味が、冷めるとポテトの味が引き立つなど、時間差で味が楽しめます。またお弁当サイズで、冷めてもカリッとしている点も好評でした。「8切れ入りを4切れ入り、または4切れ2パックにはできないか?」との委員の声に、商品部職員からは「多様なニーズがあるので、これからの提案に生かしていきたい」とのコメントがありました。
夏休み中の開催でしたが、保育付きなので小さい子どもがいる委員も安心して出席できました。
茨城乳業㈱視察訪問を実施しました
地元の食材の良さを生かした、安全・安心とおいしさを大切にした商品作りを確認しました
会社の概要説明 |
工場施設の視察 |
取り組み説明と質疑応答 |
視察訪問企画は、東都生協の取扱商品について生産現場や関連する施設を視察することにより、東都生協との約束事、それを守るための仕組み、その仕組みの運用実態、産地・メーカーの特徴的な取り組みなどを組合員自らが確認するという目的で行っています。
最初に、茨城乳業の歩みについてパンフレットをもとに説明を受け、続いて製品情報と製造工程についてのDVDを鑑賞しました。
「たまごプリン」と「いばらき牛乳」を試食・試飲した後、工場を視察。見学ロビーより牛乳ライン、ヨーグルトライン、プリンラインを確認しました。
メーカー概要・取り組み説明、工場視察を通じて質疑応答の後、机を囲んで茨城乳業の営業担当者も加わりながら昼食。交流も深めることができました。
最後に、茨城県ひたち野産の野菜や農産加工品を中心に販売している、JAひたち野直売所"大地のめぐみ"を訪問しました。
質疑応答では活発な発言が見受けられ、視察への積極的な参加意欲が感じられました。
35年以上続く定番商品の「たまごプリン」ですが、同じレシピで変わらずに作り続けてこられたこと、あらためて産直加工品の原点を確認し理解を深めることができました。
参加者からは、
「長い間組合員に愛されてきた商品のゆえんが、現地を視察することにより、よく分かりました」
「視察先の営業担当の方のお話は非常に興味深い内容で、新たな知識を得ることができ勉強になりました」
「ごまかしのない、とても良心的に作られている商品だと思います。このまま変わらずに作り続けてほしい」
「たまごプリンの本質の良さをあらためて知り、ますます利用をしたいと思いました」
「良い原料で真面目に低価格を維持してくださっているのを知ることができて良かった。楽しく勉強させていただきました」
などの感想がありました。
(農)佐久産直センター視察訪問を実施しました
農薬・化学肥料に頼らない、冷涼な気候を生かしたおいしい作物作りを確認しました
園地の視察 |
質疑応答 |
産地の概要説明 |
選果場の視察 |
視察訪問企画は、東都生協の扱う商品について生産現場や関連する施設を視察することにより、東都生協との約束事、それを守るための仕組み、その仕組みの運用実態、産地・メーカーの特徴的な取り組みなどを組合員自らが確認するという目的で行っています。
現地では、最初に桜井さんの園地を視察。「ふじ」「あいかの香り」の説明を受け、栽培方法の確認をしました。
次に、(農)佐久産直センターにて産地の概要説明。今年の大雪での施設被害の報告や、りんごのひょう被害に対する支援へのお礼の後、殿様ねぎ・モロッコいんげん・りんご・プルーンの取り扱いについて説明を受けました。
続いて選果場を視察し、選果の仕方や箱詰め方法を確認しました。
その後、野元さん・関口さんの園地を視察。「紅玉」「ふじ」「シナノゴールド」の降ひょう被害について説明を受けました。
最後に直売所を訪問し、(農)佐久産直センターの商品を購入し帰途に就きました。
園地を2つ回ったことで予定よりも時間がかかってしまいましたが、参加者は熱心に生産者の話を聞いていました。
(農)佐久産直センターでは、今年2014年は6月16日、8月7日、9月11日に降ひょうの被害があり、りんご(紅玉)の生産量の4割が被害を受けました。東都生協での「つがる」「紅玉」のフルーツサポート支援企画に感謝の言葉がありました。
参加者からは、
「参加人数が少数だったのでまとまりがあり、楽しく視察ができました」
「産地に直接出かけて生産者の方々と直接交流ができることにこそ、産直の醍醐味があると確信しました」
「東都生協の安全を確認できました」
「ひょう害に対する支援企画をもっと実施すると良いと思いました」
などの感想がありました。
信州ハム㈱の視察訪問を実施しました
無塩せきハム・ソーセージを製造して40数年。おいしさと安全性を追求した商品作りを確認
会社の概要説明 |
工場施設の視察と質疑応答 |
工場内製造現場の視察 |
視察訪問お疲れさまでした |
視察訪問企画は、東都生協の扱う商品について生産現場や関連する施設を視察することにより、東都生協との約束事、それを守るための仕組み、その仕組みの運用実態、産地・メーカーの特徴的な取り組みなどを組合員自らが確認するのが目的です。
現地では、最初に同社の工場長が会社概要と取り組みを説明。
信州ハム㈱が、無塩せき(発色剤・亜硝酸ナトリウムを使用しない)、保存料不使用の商品を作り始め約40年であることや、東都生協向けハム・ソーセージには国産豚・南国元気鶏を使用していることなど、製品作りへのこだわりを確認しました。
昼食を兼ねた信州ハム㈱製造商品の試食およびプレゼンテーションでは、「わたしのこだわり東都ロースハム」ときのこのサラダ、「わたしのこだわり東都ベーコンスライス」のベーコン白菜鍋、「焼いておいしいソーセージ」を試食しました。
次に、見学ロビーより、工場内の製造現場を2班に分かれて視察。原材料の入荷から製造、箱詰め、出荷まで一貫した生産システム「Iライン」によって製品の安全性と品質保証にしっかり対応されていることなどを確認しました。
参加者からは、以下のような感想が寄せられました。
- 自然環境に恵まれた中で、商品1つ1つが愛情込めて丁寧に作られている様子が伝わり、ぜひとも今後もその姿勢を維持していただけたらと願っています
- 無塩せきハムのメーカーとして着実に成長している姿は頼もしかった。対応してくださった社員の皆さん全て人柄が良く、働きやすい良い会社なのだなと思いました
- 徹底した品質管理の元に、あのおいしさができていると感じました
- 工場見学、料理教室、幼児対象にランチパーティー他、イベント活動に積極的に取り組むなど、支援活動を通して社会貢献していることを知り、自信を持って製品を提供している一つの表れで好感を持てました。製品に対して購入意欲が高くなりました
- 「今回の企画に参加したことで、何が大切なのかを知り、食や日本の未来について考える良い機会となりました
2014年度食の未来づくりフェスタを開催しました!
生産と消費を結び、食の安心を次世代に継承する食の未来づくり運動をPR
メーカーにとっても組合員に直接会える |
見ながら、会話して買えるのは楽しい |
農業高校の生徒が地元の踊りを舞い |
産地・メーカーの方々への |
チリメンモンスターを探す眼差しは真剣 |
ダンボールのキューブと格闘中 |
復興応援市。 |
復興に向けた真剣な討議 |
復興庁・岩手県復興局 局長 今井良伸様 |
最後にみんなが楽しみにしていた大抽選会 |
生協組合員と産地・メーカーが、取扱商品やプライベートブランド「わたしのこだわり商品」などの展示・販売、食育にちなんだゲームなどを通じ楽しく交流しました。
毎年恒例のこのフェスタは、生産と消費を結び食の安心を次世代に継承する「食の未来づくり運動」を内外にPRするため東都生協が主催。取引先団体の東都生協産直生産者団体協議会、東都生協共生会が共催し、東京南部生協が協賛しました。
東都生協の産直産地・メーカーなど130団体余りが出店し、普段は共同購入でしか利用できない商品を手に取り、商品づくりにかける生産者の思いなどに聞き入る組合員の姿が見られました。当日は一般来場者を含め4000人を超える組合員と生産者が参加しました。
展示では品数も増えた新ブランド「わたしのこだわり商品」の試食コーナーや、東北地方の次世代の食の担い手を応援する「農業高校応援リレー米」、自給飼料100%で自然の循環を生かし生産した「北里八雲牛」の試食コーナーも設けられました。
また、「あの人に届け らぶメッセージ」と題し、組合員から訪問先産地・メーカーへのお礼、生産者への感謝のメッセージを組合員から事前に募集し、ステージ上でメッセージを贈った組合員と、贈られた産地・メーカーが対面する企画も行われました。
体験コーナー「るんるんズ広場」では、子どももおとなも楽しめる食育企画を実施。豚や鶏をかたどった段ボールを組み立てながら肉の部位を学ぶ大型パズルや、プールの中の魚を釣り上げ、魚の名前と漁獲水域を知る「さかなつりゲーム」などに人気が集まりました。チリメンモンスターを探コーナーでは、タコ、イカ、タツノオトシゴ、魚の稚魚などを子どもたちがチリメンの中から真剣に探していました。
またステージでは、東日本大震災で被災したメーカーを支援する「復興応援市」の取り組みについて報告がありました。東日本大震災で被災したメーカーは、再建の間に販路が減少し、企業が自力で震災前の規模で事業を継続していくことが困難な状況となっています。
そこで東都生協は今年2月、被災地企業と支援企業をつなぐ復興庁の地域振興マッチング「結いの場」に参加。岩手県宮古商工会議所と連携し、被災メーカーへのマーケティング講習や組合員モニターによる商品開発などのノウハウ提供を進めています。2015 年1月、3月には商品案内の別チラシで「復興応援市」としてテスト販売も予定しています。
当日は、復興庁・岩手県復興局の今井良伸局長が小泉進次郎復興大臣政務官からのメッセージを代読し「結いの場」の取り組みなどを説明、宮古商工会議所の花坂康太郎会頭からは東都生協との今後の事業展開にかける期待が表明されました。
食の安心を次世代に継承していくために、消費者と生産者が「産地直結」でつながっていく意義を、あらためて確認する機会となりました。
(農)房総食料センター視察訪問を実施しました
安全でおいしい産直青果の生産に向けた、土づくりや栽培管理などの取り組みを確認
品目別栽培カードに関する説明 |
山田集荷場の視察 |
施設の視察と質疑応答 |
農地の視察と質疑応答 |
視察訪問企画は、東都生協の扱う商品について生産現場や関連する施設を視察することにより、東都生協との約束事、それを守るための仕組み、その仕組みの運用実態、産地・メーカーの特徴的な取り組みなどを組合員自らが確認するという目的で実施しています。
現地では、最初にDVDによる産地概要の視聴。続いて同産地の方よりプレゼンシートに沿って、産地の概要、栽培のこだわり、産地と消費者と生協職員の顔の見える関係づくり、農産加工品へのチャレンジ、若手生産者からベテランの"匠"生産者に至るまでの新しい販売チャレンジ、さまざまな交流活動などについて説明しました。
また、「品目別栽培カード」について、作付け計画、栽培品目、生産者栽培報告書、出荷予定割り振りなどについての説明もありました。
昼食後はバスで移動し、主に根菜類を取り扱っている山田集荷場と生産者の農地の視察を行い、質疑応答を行いました。
参加者は少人数でしたが、その分、視察訪問での産地の状況や概要説明に関してもじっくり聞き入ることができ、東都生協の職員を含め、産地との質疑応答を積極的に行い、産地についての知識を一層得ることができました。
産地と東都生協の産直のつながりや取り組みなどについての理解が深まった、密度の濃い視察訪問となりました。
参加者からは、
「産地を実際に訪れることによって、生産者がどのように栽培し出荷しているのかが目で見て実感できた。今後、商品案内書に掲載されれば、ぜひ購入したいと思う」
「(農)房総食料センター婦人部の方々による手作り料理での昼食のおもてなしが、とてもありがたく、とてもおいしかった」
「和やかに意見交換できるので質問がしやすい。今回も参加して東都生協の野菜は本当にこだわりがあり安全であることを再確認できてよかった」
「ある程度知っているつもりでも、現地に行かないと分からないこともあると思った。若い人が頑張っていることが分かって良かった」
などの感想が寄せられました。
水が自慢の白州の里、(有)白州森と水の里センターを訪問
米や野菜などを生産する耕種農家と畜産農家が連携した循環型農業を推進
雑草に覆われてもすくすく育つ水なす |
自然(夏草)と共生する有機農業 |
同センターは都会の子どもたちの受け入れ農場から始め、畜産・耕作の循環型農業を推進。現在は有機JAS認証取得の野菜を出荷するまでに発展を遂げています。
収穫体験のいんげんは鈴なりに、水なすは雑草に覆われてスクスク育っていました。ある参加者は思わず「多くの産地訪問に行きましたが、これほど育った雑草を見たのは初めて!」とひと声。
目前に広がる自然(夏草)と人為が織りなす対比的な光景に一同目を奪われ、農業と自然との共生や有機農業について考えさせられた訪問でした。
「もったいない」「田んぼの再生」の取り組みに共感
「千葉のこめ豚」「産直親鶏」の利用で国内農業を守り、食料自給率を向上
参加者全員で調理 |
「千葉のこめ豚」などの取り組みを学習。 |
まず、㈱コープミート千葉・石井高広さんが、 食の未来づくり運動につなげる取り組みとして、 千葉県内の指定農場で国産の飼料米を給餌して育てた産直豚肉「千葉のこめ豚」、「産直たまご」を産み終えた産直親鶏の挽肉などの加工品、 規格外の野菜を使用した加工品 「もったいないシリーズ」 について説明。
次に、 参加者全員で 「こめ豚となすのみそ炒め」 「ごま油香る中華風黒酢肉団子」 「産直ちび丸焼きじゃがいも」 などを調理して試食しました。
参加者からは 「石井さんの説明が丁寧で分かりやすかった」 「被災地の話が良かった」「もったいない理念や田んぼの再生の取り組みに共感」 という感想や、 「肉団子の食感と風味が最高」 など、 満足の声が多く聞かれました。