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雪の中から出てきたものは......
(農)茨城県西産直センターを訪問
おいしい野菜を持って記念撮影 |
貴重なにんじんの品種「WN101」 |
現地では一面の真っ白な雪と、ピリリと肌をさすような風に迎えられました。
当日の収穫は、霜が降りたこの時期一番おいしい葉物野菜(ター菜、ほうれん草)と、この時期にしか味わえない貴重な品種「WN101」のにんじん。
夏の暑さでにんじんの芽が育たず種をまき直したり、この寒さで収穫が遅れたりと、自然相手の仕事は本当に大変です。私たちの食卓に食べ物が届けられることに感謝しなくてはと痛感しました。
参加者は「前日から私たちのために雪かきをして農場の整備をしてくれた産地の皆さん、本当にありがとう。今日の出会いを大切にまた会いましょう」とバスの中から手を振り、筑波山を後にしました。
つなげよう!ひろげよう! 第7地域の輪~大交流会
産直産地・メーカー9団体を招き大交流会
有意義な意見交換の場となりました |
参加した組合員・職員76人が一堂に会し、生産者の紹介後10テーブルに分かれて交流。
初参加の千葉県漁業協同組合連合会から「冷凍あさりのジャリジャリは砂ではなく、割れた貝殻」という話が聞けたり、㈱エルベ・プランズのアクアエクス洗剤の実演があったり、テーブルごとに有意義な意見交換が...。
席替えも1回行い、参加者は他の生産者とも交流。組合員の要望を直接聞いた生産者からは、「またこのような交流会を開催してほしい」との声をいただきました。
酸っぱいかんきつを食べて、元気いっぱい!
保内生産者グループを招き「かんきつ食べ比べ&学習会」
さまざまなかんきつが並びます |
試食タイムではいろいろな種類のかんきつにトライ |
2014年2月28日、第5地域委員会は高井戸地域区民センターに愛媛県の産直産地・保内生産者グループの方々を講師に招き、「かんきつ食べ比べ&学習会」を開催。会場いっぱいの参加者から、かんきつへの関心の高さがうかがえました。
まず、かんきつ生産の苦労や取り組みについて保内生産者グループ・菊池正晴さんと二宮邦さんが解説。
菊池さんは「甘みばかり要求されるが、かんきつは酸味と甘味のバランスが大切。酸味成分のクエン酸には体に良いことが知られているので、酸っぱいみかんもぜひ食べてほしい」と力説しました。
次に、商品部農産担当・藤田桂介職員が東都生協で取り扱うかんきつを紹介した後、いよいよ試食タイム。
資料と見比べながら、いろいろな種類にトライし、「どのかんきつもそれぞれおいしい。旬を楽しみながら食べていきたい」とみんな満足で閉会しました。
「八千代牛乳」のふるさとにMOMOタオルを届けました!
千葉北部酪農農業協同組合・(有)高秀牧場にてMOMOタオル贈呈式&交流
八千代牛乳の生産者、 |
牛の乳は、清潔なタオルで拭いてから搾乳すると、生菌数の少ない、低い温度での殺菌方法にも耐えられる高品質な生乳が生産できます。そのため、東都生協では、2年ごとに組合員に対して、同組合に所属する生産者に贈る「MOMO(モーモー)タオル」の提供を呼び掛けています。
今年は5,750枚のタオルと367件ものメッセージが集まり、2014年3月1日、組合員など28人で同組合の高秀牧場(いすみ市)へ届けに行ってきました。
贈呈式では、(有)高秀牧場の高橋憲二さんにタオルやメッセージを贈呈。タオルは各牧場へ送り、メッセージも回覧するそうです。同組合からは東都生協へ感謝状をいただきました。
式の後は、生産者との交流、牧場見学、酪農体験、レンネット実験、バーベキュー、バター作りと盛りだくさん。初めて牛を間近で見た子どもも多く、楽しいひと時になりました。
高橋さんは「毎日3回搾乳し、餌も脱輸入飼料を目指して米粉、酒粕、ビールやしょうゆの搾りかす、米ぬか、麦や米などを与えている」と同牧場での取り組みを解説。とりわけ、排せつ物を1年かけて堆肥・液肥にして地域の稲作農家に活用してもらい、収穫した飼料用米を牛の餌とするなど「循環型酪農」を実践する姿勢には、参加者一同感動するばかりでした。
今年の大雪で倒壊した倉庫の屋根を見ると心が痛みましたが、高橋さんからは「東都生協との絆が今後の再建に大きくつながる」と伺い、参加した組合員からは「ますます八千代牛乳を利用したい」との声が...!
寒い一日でしたが、高橋さんと組合員の熱い交流で牧場の桜のつぼみもちょっとふくらんだかもしれません。
「試して 伝えよう!」連絡会での利用促進商品と報告
連絡会での商品の試食・アンケートを通じて利用普及を推進
試食アンケートはその場で記入、回収 |
< 4月の利用促進商品 |
連絡会は月1回程度、ブロック委員会・とーと会・サークルなど地域内の活動団体が出席して開催する会議。今回の取り組みは、連絡会出席者が利用普及商品を試食し、各地域での利用普及を推進することが目的です。
昨年度は12回の連絡会にて、商品委員会で確認した商品のうち12品を試食・評価しました。地域によっては商品委員が商品普及活動の先頭になり、商品をPRしました。試食アンケートでは、毎回、評価以外に意見・感想・コメントが多数寄せられます。
その後、結果を集約、商品委員会で報告され、アンケートは商品部へ手渡されます。商品部では全てに目を通し、寄せられたお薦めコメントは、広報で使用することもあります。
商品の利用普及を進めるには、実際に試し、組合員同士で伝え合うことが必要不可欠。そのため、連絡会での試食は利用普及に直結する活動となっています。ただ、アンケート結果での「おいしい」は「利用したい」に簡単には結び付かないのも実状です。
東都生協はこれからも機会あるごとに、組合員の皆さまから直接声を聞き、組合員のニーズに合った商品を提案していきます。
大雪被害を受けた産地に職員を派遣しています
大雪で圧し潰されたビニールハウスの無残な姿と、その数の多さに被害の甚大さをあらためて実感
大きく折れ曲がったいちごのビニール |
ビニールを剥ぎ、骨組みを解体する職員 |
このような潰されたハウスが無数に存在 |
ハウスに残ったいちごは出荷できません |
東都生協では、被害を受けた産直産地の一日も早い復興のため、関東・甲信地域の取引産地に職員を派遣し、倒壊したビニールハウスの撤去などへの協力を行っています。
(農)埼玉産直センター周辺では、大雪から2カ月以上が経った今でも、大きく歪んでしまったビニールハウスが点在しています。
2014年4月24日から26日にかけては、延べ12人の職員が(農)埼玉産直センターでビニールハウス撤去作業のお手伝いをしました。
※画像は25日に実施した撤去作業の様子
歪んでしまったビニールハウスからビニールを剥ぎ取り、骨組みを分解していく作業は、とても重労働で、作業はなかなかはかどりませんでしたが、産地の一日も早い復興を願い、職員は一生懸命作業に当たっています。
東都生協では引き続き、埼玉、群馬、山梨の産地を中心に職員派遣を行っていきます。
※組合員の方で作業にご協力いただける方は、産地の要請に基づき作業日程をご案内しますので、組織運営部までお問い合わせください。(ボランティア活動です。現地集合、自己責任、重労働をご了解いただける方に限定させていただきます)
<お問い合わせ>
東都生活協同組合 組織運営部
電 話:03(5374)4756
受付:月曜~金曜 時間:午前9時~午後4時
日本生協連・沖縄県生協連主催「第31回沖縄戦跡・基地巡り」に東都生協が参加
住民を巻き込んだ地上戦の歴史と日本中の米軍専用施設の約75%が集中する沖縄の現状を学びました
![]() 広々とした米軍嘉手納基地 |
![]() 「真の民主主義を沖縄から」 |
![]() 在日アメリカ海兵隊 |
![]() ひめゆりの塔 |
![]() 沖縄の現状を知り |
初日の全体会では、1944年当時9歳で疎開のために「対馬丸」に乗船し、アメリカ潜水艦の魚雷を受け、6日間の漂流の後、奄美大島の無人島に流れ着き、一命をとりとめた平良啓子さんの「沖縄戦の体験を聞く~対馬丸事件~」と、平良宗潤さんの「沖縄戦の実相と現在の沖縄における諸問題について」の講演がありました。
その後、夕食懇親会では、沖縄の歌や踊りなど沖縄文化と伝統を楽しみながら、全国から参加された生協の組合員と交流を行いました。
2日目・3日目は、「普天間基地」「沖縄県立平和祈念館」「糸数壕(アブチラガマ)」「平和の礎」「魂魄の塔」などを見学しました。
3日間という短期間でしたが、新聞やテレビでは見ることのできない、沖縄の現在の姿を見聞きすることができたと思います。
参加者からは、「普天間基地では、金網越しに基地を見て、広々した基地とひしめく沖縄の人々の家を複雑な思いで見た」
「基地問題は難しい問題で、私にとってはスタートラインに立ったばかり」
「沖縄の現状や真実の姿を学んでいくことが大事だと痛感した」
――などの感想が寄せられ、一人一人が沖縄の現実や平和について考える3日間の旅となりました。
2014年「お花見平和のつどい」に参加しました
2014年は第五福竜丸事件から60年、世界平和と核兵器廃絶への願い新たに
今年で被ばくから60年目を迎えた |
組合員が制作した折鶴タペストリー |
東都生協は数種類のお花見団子を販売 |
この集いは世界の平和と核兵器廃絶を願い、2001年から東日本大震災のあった2011年を除く毎年、夢の島公園の第五福竜丸展示館前広場で開催されています。2014年は第五福竜丸の被ばくから60年を迎えます。
東都生協からは組合員が心を込めて折った2万羽にも及ぶ折鶴で制作したタペストリーを参加した組合員が実際にその場で手に掲げ活動の報告をしました。
一羽一羽、平和への願いを込めて折られた折鶴タペストリーに会場からは大きな拍手が送られました。
その後、会場を第五福竜丸展示館内から屋外へ移しミニコンサートやピースメッセージカードの紹介、そして参加者へのインタビューの時間も設けられました。
今年も東都生協では参加者に向けて取扱商品から数種類のお花見団子を販売。好評のうちに完売となりました。
穏やかな春の休日に平和の尊さを知り、世界の平和と核兵器廃絶への願いを新たにした貴重な日となりました。
心をつなぐMOMOタオルキャンペーン
八千代牛乳のふるさと、千葉北部農業協同組合に「MOMOタオル」とメッセージを届けました
「八千代牛乳」の生産者・高橋憲二さんに |
贈呈式会場に飾られた |
大雪の被害を受けた堆肥施設 |
高橋さんと参加者全員で記念撮影。 |
千葉北部酪農農業協同組合では、毎日厳しい衛生管理の下で搾乳をしています。製造に当たっては、風味や栄養を保つために75度15秒の高温短時間殺菌法を採用。
牛のおっぱいを毎日清潔なタオルで拭いてから搾乳することで、生菌数の少ない高品質で衛生的な牛乳が得られるのです。
この時使うタオルを、東都生協組合員の皆さまから2年ごとに提供いただいています。
今年も5,750枚のMOMOタオルと367枚のメッセージが集まり、MOMOタオルとメッセージの贈呈式を、千葉北部酪農農業協同組合に所属する(有)高秀牧場(いすみ市)で開催。「八千代牛乳」を生産する同牧場・代表取締役の高橋憲二さんにメッセージとタオルを手渡しました
2月の大雪は(有)高秀牧場にも大きな被害をもたらしました。雪で倒壊した倉庫の屋根を見て、参加者はみな心を痛めました。
東都生協との絆がこれからの再建に大きくつながっていくことをお話しいただき、参加者からは「ますます八千代牛乳を利用したい」との声が出ました。
(有)高秀牧場には素晴らしい桜並木があります。贈呈式は寒い一日でしたが、高橋さんと組合員の熱い交流で桜のつぼみもほころび始めたように感じました。
6年目の「田んぼの学校」 ~田んぼ作りから始めるお米作り~
(農)船橋農産物供給センター(千葉県)の協力で「田んぼの学校」今年も開校
東都生協は2014年2月22日、産直産地・(農)船橋農産物供給センター農業体験連続企画「6年目の『田んぼの学校』」の第1回、田んぼの整備が行われました。
当日は子ども6人を含む組合員14組24人が参加し、千葉県印西市にある(農)船橋農産物供給センターの休耕田にて、田んぼの周りの溝の泥かき、水路の溝きり、先日の雪で壊れた東屋の片付け、刈払機での草刈りなどの作業を行いました。
開校式。(農)船橋農産物供給センター・ | みんなで谷あいの田んぼへ |
この企画は、「後継者不足などによる生産者の老齢化や米の低価格などに起因した"休耕"で、荒れた田が毎年増えているという状況を多くの消費者に知ってほしい」また「食と農について考える機会を持ちながら、お米を食べることが農業支援になるということを理解してほしい」そんな(農)船橋農産物供給センター生産者の思いを受けて始まりました。
1年目に田んぼへ下る道を作り、覆いかぶさる木を切り、井戸も掘り、20数年間荒れ放題だった田んぼを整備して「みんなの再生田1号」と名付け、お米作りを開始しました。
現在は、2年目から整備を始めた「みんなの再生田2号」と合わせた約23aの田んぼで、雑草に挑みつつ農薬を使わない安定したお米作りを行っています。
田んぼの周りの溝の泥かき作業① | 田んぼの周りの溝の泥かき作業② |
水路の溝きり作業① | 水路の溝きり作業② |
東屋の片付け作業① | 東屋の片付け作業② |
田んぼの整備やお米作りは決して楽な作業ではありませんが、自分たちで整備した田んぼで作り収穫したお米の味は格別です。今年も2月~10月にかけての全12回で、田んぼの整備から田植え、草取り、稲刈り、脱穀、収穫までを行う予定です。
10月の収穫祭まで、大自然と農業と人の関係を学び、豊かな喜びあふれるつながりを実感できる取り組みは続きます。
昼食は参加者全員で | 終わりの会 一日お疲れさまでした |