みんなの活動:これまでの活動報告

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東都生協に感謝状が授与されました

障害者雇用や障害者施設の授産活動への貢献が評価されました

2010.11.02

感謝状を授与される東都生協 庭野吉也理事長

感謝状を授与される
東都生協 庭野吉也理事長

受賞の弁を述べる庭野理事長

受賞の弁を述べる庭野理事長

東都生協が、障害者雇用に貢献したとして、世田谷区などから感謝状をいただきました。

今回の表彰理由は、世田谷区内の事業者として、障害者雇用や障害者施設の授産活動に貢献したことが評価されたものです。

感謝状の贈呈式は2010年10月26日、三軒茶屋キャロットタワー「世田谷文化生活情報センター生活工房」で開催。

障害者雇用に向けて取り組む企業を支援する取り組みを進める世田谷区、渋谷公共職業安定所、世田谷区障害者雇用促進連絡協議会から、東都生協・庭野吉也理事長に感謝状が手渡されました。

感謝状を受け取った庭野理事長は、「今回の表彰を大変うれしく受け止めています。地域に貢献する生活協同組合として、引き続き取り組みを進めていきたい」と述べました。

2010.10.29
東都生協発「100万人のPeace Bell」~世界に平和を~
東都生協では、家族や知り合いなど身近なところで取り組む平和活動として、2010年9月21日、「東都生協発『100万人のPeace Bell ~世界に平和を~ 』」を実施しました。
これは、9月21日「国際平和デー」の夜に、恒久平和の実現を祈念し、より多くの人々で鐘を鳴らそうという企画です。

家族などで、過去に起きた戦争や現在世界で起きている地域紛争や民族紛争、また核兵器の問題などを話題にして、世界平和について考える機会としてもらうことを目的としています。

事前に取り組みへの参加者を募り、申込者には、核兵器廃絶に向けた取り組み資料や、平和のメッセージカード、などをお届けしました。

今年は関連企画として、9月16日、上北沢の松沢資料館記念礼拝堂にて、「ユニセフ講演会&ハンドベルコンサート ~いまふたたび 平和を見つめ 鐘を鳴らそう~」を開催し、会場でも「 100万人のピースベル 」への参加を呼び掛けました。

参加者よりお寄せいただいた平和のメッセージは全て国連へ送付し、東京から世界平和を訴えます。


国際平和デー:International Day of Peace
国連が定めた平和の記念日。2002年からは毎年9月21日を「国際平和デー」に定め、以後、全ての国と人々にとって共通の理想である国際平和を祈念、推進していく「世界の停戦と非暴力の日」として、全ての国連加盟国、国連機関、地域組織やNGO、そして個人に対して、この日を適切な方法で祝い、この日一日は敵対行為を停止するよう呼び掛け、働き掛けている。ニューヨークの国連本部では、毎年9月21日に国連事務総長が「世界平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われている。


参加者から寄せられた平和のメッセージカードの一部をご紹介します。

※画像をクリックすると拡大画面(PDFファイル)が開きます。

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11月1日更新

2010年6月NO₂測定結果

東都生協(コープ) 環境の取り組み

2010.10.22

地図をクリックすると拡大画面が開きます

東都生協(コープ)では、組合員が空気中のNO₂(二酸化窒素)測定を行っています。年に2回、同じ場所で測定をし、空気の汚れを知ることで、きれいな空気を取り戻すにはどうすればよいか考えるきっかけとしていただくことなどが目的です。

2010年6月の測定結果は以下の通りです。

■測定日時
・2010年6月3日(木)午後6時~2010年6月4日(金)午後6時

■測定規模
・配付カプセル数925個 
・回収カプセル数698個 
・有効カプセル数535個(回収率76%)

人の健康に悪影響を与える汚染物質として、イオウ酸化物(SOx)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素、浮遊粒子状物質(SPM、PM2.5)などが知られています。これらの汚染物質は主に自動車から出る排気ガスが原因です。

東都生協は、組合員が身近な所の空気の汚れを実際に測って確かめ、きれいな空気を取り戻すにはどうすれば良いかを考えていただくことなどを目的に、1988年から二酸化窒素(NO₂)測定活動を実施しています。

測定結果は「大気汚染測定運動東京連絡会」に提供。同連絡会では、生協の他さまざまな団体から集めた測定結果を基に、大気汚染の改善を求めて運動を展開しています。毎回の地道な測定活動の積み重ねが、こうした大きな運動を支えています。

次回の測定は2010年12月2日に実施します。東都生協の組合員なら、どなたでも測定にご参加いただけます。詳細は、組合員活動情報紙「ワォ」をご覧ください。

東都生協の組合員でない方は、こちらをご覧ください。

長野の棚田で稲刈り体験 -JA佐久浅間-

無洗米金芽米長野コシヒカリ・あきたこまちの産地で稲刈り・はぜかけを体験!

2010.10.19

長野の棚田で稲刈り体験 -JA佐久浅間-<br />

2010年10月16日、無洗米・金芽米「長野コシヒカリ」「あきたこまち」の産地・JA佐久浅間の棚田で38人の組合員が稲刈り・はさ掛け体験を行いました。

同年5月29日に組合員が田植えを行った稲は、生産者の土屋さんの管理により順調に育ち、収穫のときを迎えました。

秋の青空が広がり、澄んだ空気の中、稲刈りとはさ掛けを行い、2時間近い作業に心地よい汗をかきました。

まず、JA佐久浅間の日向さんから本日の作業の手順について説明を受けました。今回は、人数が多いため2つのグループに分かれての作業となりました。
まず、JA佐久浅間の日向さんから本日の作業の手順について説明を受けました。今回は、人数が多いため2つのグループに分かれての作業となりました。

田んぼの持ち主・生産者の土屋さんに、稲刈りの方法を教えてもらいました。
田んぼの持ち主・生産者の土屋さんに、
稲刈りの方法を教えてもらいました。

私も稲刈りできたよー
私も稲刈りできたよー

僕たちもー
僕たちもー

俺たちだって...
俺たちだって...

みんなで力を合わせて、50分ほどで刈り終わりました
みんなで力を合わせて、50分ほどで刈り終わりました

次に、刈り取った稲の束ね方を土屋さんから説明を受けました
次に、刈り取った稲の束ね方を土屋さんから説明を受けました

人数が多いので、みんなで行うとみるみるうちに刈った稲が束ねられていきます
人数が多いので、みんなで行うとみるみるうちに
刈った稲が束ねられていきます

男性が中心となり、はさ掛けを行う準備をしました
男性が中心となり、はさ掛けを行う準備をしました

大人たちの作業中、子どもたちはカエルやトンボ取りに夢中でした「ほら、カエルが手にとまってる」
大人たちの作業中、子どもたちはカエルやトンボ取りに夢中
「ほら、カエルが手にとまってる」

端から稲を掛け始めます
端から稲を掛け始めます

束ねた稲を1対9ぐらいに分けて太い方と細い方を交互に掛けていきます
束ねた稲を1対9くらいに分けて太い方と細い方を交互に掛けていきます

これが結構な重労働なので、掛ける人は交代しながら行いました
これが結構な重労働なので、掛ける人は交代しながら行いました

もう少しだ、がんばれ、がんばれー
もう少しだ、がんばれ、がんばれー

日光が全面に当るように、はさ掛けは南北の方向になっています
日光が全面に当るように、はさ掛けは南北の方向になっています

予定以上に時間がかかりおなかはぺこぺこ、金芽米のおにぎりと土屋さんの差し入れの栗おこわ、そして産地の方が準備してくれたきのこ汁がとても美味でした
予定以上に時間がかかりおなかはぺこぺこ、
金芽米のおにぎりと土屋さんの差し入れの
栗おこわ、そして産地の方が準備してくれたきのこ汁
がとても美味でした

あぐりの湯こもろ(小諸市)で汚れと疲れを落として、東京に向かいました
あぐりの湯こもろ(小諸市)で汚れと疲れ
を落として、東京に向かいました

皆さん、お疲れさまでした<br />
皆さん、お疲れさまでした

今回、田植と収穫を体験させていただいた田んぼは、棚田ということもあり2アール(=200平方メートル)と狭かったのですが、それを手作業で行うのは意外と大変でした。

ちなみにこの田んぼで収穫できる米は玄米で約2俵(120kg)、平均的な日本人2人が1年間に食べる米の量だそうです。この2俵の米を売ることで生産者の手に入る代金は2万円ほど。

この100倍の面積の田んぼで米を作っても200万円。そこから種代、肥料代、農薬代、機械の燃料代などいろいろな経費を引いていくと手元に残るのは、労力に到底見合うものではありません。効率の悪い棚田が見捨てられていく理由が分かります。

田んぼは、食料の安定供給による食料安全保障にとどまらず、多様な生き物を育む自然環境の保全、国土の保全、水源の涵養などさまざまな機能を担っています。

こうした稲作の現状や大切さを知り、持続可能な社会に向けて、国内の米作りをみんなで守っていきたいですね。


JA秋田しんせい鳥海(ちょうかい)稲刈り体験

「秋田あきたこまち(鳥海)」の産地で稲刈り体験!

2010.10.18

6月の鳥海山

6月の鳥海山

2010年10月1日(土)~2日(日)の2日間、東都生協(コープ)の産直米「秋田あきたこまち(鳥海)」の産地、JA秋田しんせいで稲刈り体験が行われ、東都生協の組合員10人(おとな7人、子ども3人)が参加しました。

1日目は稲刈り体験やお米の乾燥・もみすり施設を見学し、2日目はおいしいお米作りの条件の一つ「水」をテーマに、水と関わる場所をめぐりました。

曇り時々雨という天気で鳥海山は最後までその全貌を見せてくれませんでしたが、実りある体験ができました。写真でその様子をお伝えします。

■1日目 10月1日(土)

まず、収穫したもみの乾燥・もみすりを行う「ミニライスセンター」を見学しました。
まず、収穫したもみの乾燥・もみすりを行う
「ミニライスセンター」を見学しました。

収穫してきたもみを大きな乾燥機で乾燥させ、もみすりを行い玄米にします。
収穫してきたもみを大きな乾燥機で乾燥させ、
もみすりを行って玄米にします。

稲刈り体験では、まず生産者の高橋千恵子さんから稲の刈り方を教わりました。
稲刈り体験では、まず生産者の高橋千恵子さん
から稲の刈り方を教わりました。

さあ、いよいよ稲刈りの始まりです。
さあ、いよいよ稲刈りの始まりです。

初めての体験にワクワク、どきどき... よくできたね!
初めての体験にワクワク、どきどき... よくできたね!

私もうまく刈れました... ピース
私もうまく刈れました... ピース

みんなで一緒に「とったどー」
みんなで一緒に「とったどー」

生産者や農協の方も一緒に、記念撮影
生産者や農協の方も一緒に、記念撮影


高橋さんは花も生産、花の摘み取りもさせていただきました
高橋さんは花も生産、花の摘み取りもさせていただきました


このあと、ホテルで温泉に入り、夕食をかねて生産者や農協の方々と交流を深めました。

■2日目 10月2日(日)

鳥海山山麓は水が豊富なことで有名ですが、水は米作りにも欠かせません。2日目はその「水」をテーマにいろいろなところを巡りました。

観光名所にもなっている法体(ほったい)の滝
観光名所にもなっている法体(ほったい)の滝

滝を展望台から見下ろしました
滝を展望台から見下ろしました

これは、温水路という田んぼの水に使われている用水路です。水深を浅くし段々をつけることで、鳥海山の冷たい雪解け水が徐々に温められていきます。
これは、温水路という田んぼの水に使われている用水路です。水深を浅くし段々をつけることで、鳥海山の冷たい雪解け水が徐々に温められていきます。

山麓のブナ林。ふかふかした地面にはたくさんの水が吸い込まれ、地下水となり、やがて清らな水となって湧き出てくるのです
山麓のブナ林。ふかふかした地面にはたくさんの水が吸い込まれ、地下水となり、やがて清らな水となって湧き出てくるのです

ブナが低いところから枝分かれしているのは、昔、人間がブナの木を生活に使っていたからだそうです。人は森にも生かされているのですね
ブナが低いところから枝分かれしているのは、昔、人間がブナの木を生活に使っていたからだそうです。人は森にも生かされているのですね

鳥海山に染み込んだ雪解け水や雨水が岩肌から一気に湧き出している元滝。一帯はとても涼しく、天然のクーラーのようでした
鳥海山に染み込んだ雪解け水や雨水が岩肌から一気に湧き出している元滝。一帯はとても涼しく、天然のクーラーのようでした


象潟(きさがた)の九十九島(つくもじま)、以前ここは海で、緑がこんもりしているところが島だったとか。当時は松島のような風景だったようです。
象潟(きさがた)の九十九島(つくもじま)、以前ここは海で、緑がこんもりしているところが島だったとか。当時は松島のような風景だったようです。

東都生協がお届けする産直米のうち、約1割がここ鳥海の秋田あきたこまちですが、なかなか遠くて組合員が訪問する機会がありませんでした。今回は農協の協力もあり、やっと実現することができました。

「産直」といっても、米の場合は野菜や果物のように「生産者カード」が入っているわけでもなく、生産者の顔が見えにくいのではないでしょうか。今回のような取り組みを続けることで、産地と地理的には離れていても精神的には近づけていければ、と考えています。

JA岩手ふるさとで稲刈りと天日干しを体験!

登録米「岩手ひとめぼれ天日干し」人気ナンバーワンのわけを納得

2010.10.14

JA岩手ふるさとで稲刈りと天日干しを体験!

2010年10月1日(金)~2日(土)、産直米「岩手ひとめぼれ天日干し」の産地・JA岩手ふるさとで天日干し体験が3人の組合員(理事)が参加して行われました。当日は晴天で秋のさわやかな空気の中、気持ちのいい汗をかきました。稲を刈り、束ね、積み上げていくという作業を2時間みっちり行いました。


稲刈り、束ね、そして天日干し

まず田んぼの持ち主である小野寺贇(ひとし)さんから、稲の刈り方、刈った稲の束ね方を教わります。

小野寺さんがやると、「ザクッザクッ」と小気味良い音ともに、みるみるうちに稲が刈られていき、刈り取った稲を束にして数本の稲わらでくるりと回していとも簡単に束ねてしまいます。

参加者たちも早速稲を刈り始めます。はじめはぎこちなかったのですが、徐々に慣れてきて稲を刈るときの「ザクッザクッ」という音と手に伝わる感触が気持ちよく、すっかり熱中した様子でした。

束にした稲を稲わらで縛るのは、見ていると簡単そうなのですが、実際にやるとなると意外と難しく、手取り足取り教わって、ようやくできるようになりました。

さすがに今は、手刈りではなく、バインダーという稲刈り機が稲を刈って束ねてくれるので、稲刈りは体験程度で済ませ、主には棒に稲を掛けていく作業を行いました。

初めに小野寺さんから作業の説明を受けます
初めに小野寺さんが作業を説明

さすがプロ、みるみるうちに刈っていきます
さすがプロ、みるみるうちに刈っていきます

稲を束ねるのに一苦労、見るとやるのとでは大違い
稲を束ねるのに一苦労、見るとやるのとでは大違い

稲刈り用の鎌。刃がのこぎりのようにギザギザしています
稲刈り用の鎌。刃がのこぎりのようにギザギザしています

「バインダー」という稲刈り機で2列ずつ刈っていきます
「バインダー」という稲刈り機で2列ずつ刈っていきます

天日干し用の棒を立てるため、地面にドリルで穴を開けます
天日干し用の棒を立てるため、地面にドリルで穴を開けます

倒れないよう棒を立てるには力いっぱい、穴に棒を突き刺す必要があります
倒れないよう棒を立てるには力いっぱい、
穴に棒を突き刺す必要があります

棒だけでは稲を掛けられないので、小さな棒をいくつか結び付けていきます
棒だけでは稲を掛けられないので、
小さな棒をいくつか結び付けていきます

掛け始めは、下に落ちないようしっかりと稲を固定します掛け始めは、
下に落ちないようにしっかりと稲を固定します

交互に稲を掛けていきます
交互に稲を掛けていきます

力を合わせて徐々に高くしていきます
力を合わせて徐々に高くしていきます

もう手が届かない...
もう手が届かない...

この天日干しの姿を「穂仁王(ほにょ)」というそうです
この天日干しの姿を「穂仁王(ほにょ)」というそうです

参加した組合員と生産者・小野寺さん
参加した組合員と生産者・小野寺さん

皆さま、おつかれさまでした
皆さま、おつかれさまでした

作業の後、生産者のお宅で軽い食事をいただきました。
夕方になり外に出ると「ほにょ」が夕日に染まってとてもきれいでした。これは、まさしく子どもたちにつなげたい風景の一つだと思います。
夕方になり外に出ると「ほにょ」が夕日に染まってとてもきれいでした
少し青さが残っている「ほにょ」も時間が経つと枯草色になり、やせ細っていきます。


通常のコンバインという機械での稲刈りでは、刈ると同時に脱穀(稲からもみを外す)し、もみは機械で乾燥されますが、天日干しは干している間にも稲からもみに徐々に栄養が移り、実が充実していきます。そして太陽と風の力でゆっくりと乾燥されることでよりおいしい米が出来上がります。

今回の体験で「岩手ひとめぼれ天日干し」が登録米でNo.1の訳が分かったような気がしました。

産直産地のJA越後中央(弥彦)で稲刈りを見学

JA越後中央・弥彦(やひこ)で稲刈り見学「新潟コシヒカリの新米を味わおう!」

2010.10.13

JA越後中央(弥彦)稲刈り見学 報告

東都生協は2010年9月25日、取扱商品の産直米「新潟コシヒカリ(弥彦)」でおなじみのJA越後中央・弥彦(やひこ)で稲刈り見学「新潟コシヒカリの新米を味わおう!」を開催。東都生協の組合員18人(大人11人、子ども7人)が参加しました。

当日は秋晴れの気持ちのいい日和に恵まれ、稲刈り、もみの乾燥・もみすり、倉庫への保管と一通りの流れを見学するなど、普段はなかなか経験できない貴重な体験をしました。以下、画像でその様子をお伝えします。



稲刈り・乾燥・もみすり・保管

現地に到着して早速、稲刈りの様子を見学。バリカンで刈り上げるように、田んぼを進むコンバインがみるみるうちに稲を刈り取っていきます。今年は、春の低温で生育が心配されたましたが、その後の天候の回復で収穫量はほぼ平年並とのことです。

収穫されたもみは乾燥され、もみすりをして玄米となります。そして、約1トン入りの大きな袋に詰められて、農協の低温倉庫で保管されます。



弥彦営農センターの本間センター長によると今年の収穫は雨が続いているため、少し遅れているそうです
弥彦営農センターの本間センター長によると今年の収穫は雨が続いているため、少し遅れているそうです

生産者の中川さんから、農薬や化学肥料を使用しない稲作の苦労などが説明されました
生産者の中川さんから、農薬や化学肥料を使用しない稲作の苦労などが説明されました

収穫された米(もみ)はコンバインから軽トラックへと移されます。
収穫された米(もみ)はコンバインから軽トラックへと移されます

おみやげに稲穂をいただきました
おみやげに稲穂をいただきました

今回参加された組合員の皆さま
今回参加された組合員の皆さま

収穫された米(もみ)の乾燥・もみすり・袋詰めの流れの説明を伺いました
収穫された米(もみ)の乾燥、もみすり、袋詰めの流れの説明を伺いました

もみすりの様子に子どもたちも興味津々
もみすりの様子に子どもたちも興味津々

農協の倉庫には約1トンの米が入った袋が積み上げられていました
農協の倉庫には約1トンの米が入った袋が積み上げられていました


昼食そして地域巡り

倉庫できちんと管理されている様子を聞いた後は、新米のコシヒカリで作ったおにぎりと豚汁、手作りの漬物で昼食。今年のコシヒカリもおいしく出来上がっていました。その後、弥彦神社、弥彦山、寺泊の魚市場を巡り、弥彦駅からローカル線に乗り、帰京しました。

新米コシヒカリのおにぎりは最高、お漬け物と豚汁もおいしかった!
新米コシヒカリのおにぎりは最高、お漬け物と豚汁もおいしかった!

弥彦神社では11月の菊祭りの準備がもう始まっていました
弥彦神社では11月の菊祭りの準備がもう始まっていました

弥彦山からは弥彦村が一望できます
弥彦山からは弥彦村が一望できます

日本海には間近に佐渡島を見ることができました。意外に大きいことにびっくり!
日本海には間近に佐渡島を見ることができました。意外に大きいことにびっくり!

寺泊の魚市場通りにはバスを連ねてたくさんの人でにぎわっていました
寺泊の魚市場通りにはバスを連ねてたくさんの人でにぎわっていました

2両編成の弥彦線で田園風景の中をのんびりと東北新幹線の燕三条駅を目指しました
2両編成の弥彦線で田園風景の中をのんびりと東北新幹線の燕三条駅を目指しました

東都生協は今後も、産地直結の関係があるからこそできる産地交流訪問を通して、消費者と生産者の距離を近づけていければと考えています。


「消費者力UP!」オープン講座第2弾を開催!

第2回は「最近の悪質商法の手口と対策」について受講

2010.10.13

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受講者は熱心に聞き入りました

東都生協は「賢い消費者」を目指したオープン講座を2010年9月28日に東京都消費生活総合センターで開催し、組合員38人が受講しました。2回目となる今回は「最近の悪質商法の手口と対策」と題し、講師には東京経済大学教授で弁護士の村 千鶴子氏をお招きしました。

村氏は多様な消費者被害の事例を挙げ、最近の悪質商法の手口を詳しく紹介。未公開株や換金性の乏しい外国通貨の取り引きを持ちかけるなど多様化する詐欺的な「資産形成型取引」や、悪質・強引な訪問販売、雰囲気で消費者を惑わす「催眠商法(SF商法)」、自分の作品を褒められてつい自費出版の契約をしてしまう自己実現型の被害などを示しました。

続いて村氏は、なぜそのような被害に遭ってしまうのか、付け込まれる要因について解説。

まず、健康やお金、家、人間関係など、消費者が抱える不安や、情報・知識の不足に乗じてつい業者の説明をうのみしてしまうことを挙げました。

また、業者に対し「うまく断れない」「感じ良くしたい」など交渉力の格差に付け込んでくること、さらに業者が消費者自身のプライドや自尊心をくすぐってくることなどを指摘しました。

消費者を守るための法律制度のお話では、特定商取引法と割賦(かっぷ)販売法の法改正の内容と改正に至る経過を解説。今回の改正のポイントは「規制の抜け穴解消」です。

改正特定商取引法では、これまでの指定商品・指定役務制を廃止し、消耗品や葬儀などクーリングオフになじまない商品・役務(えきむ)を除き、原則として全ての商品・役務を扱う取り引きが規制対象になり、訪問販売やクレジット、インターネット取引の規制が強化されました。

改正割賦販売法では「割賦」の定義を見直し、これまでの「2カ月以上かつ3回払い以上」の分割払いのクレジット契約に加え「2カ月を超える1回払い、2回払い」も規制対象となりました。

最後に、被害に遭わないための対策と、悪質商法によるトラブルの解決方法について学びました。参加した組合員は、被害防止には予防と「早期発見」「早期対処」が重要とあらためて認識しました。



<被害を未然に防ぐための十箇条>
1.必要かどうかよく考える
2.あらかじめ情報を集めて比較検討する
3.信頼できる事業者を選ぶ
4.要らないものは、毅然(きぜん)と即断る
5.あいまいな態度は取らない
6.契約は「自分で選ぶ」。受け身にはならない
7.契約書などは良く読んで納得してから署名捺印する
8.契約したら書類をもらい、もう一度、よく読んで確認する
9.分からないこと、不安なことは地域の消費生活センターに直ちに相談
10.決して泣き寝入りしない(よい「カモ」として次々と狙われます)

東都生協は2010年度、消費に関する正しい知識や感性を身に付け、知識を活用して被害のない地域づくりを進めるために連続講座を開催し、(財)日本消費者協会が主催する「消費者力検定」を通じて消費者・組合員の「消費者力」向上に取り組んでいます。

第1回オープン講座はこちら

第1回消費者力検定講座はこちら

ユニセフ講演会 & ハンドベルコンサートを開催

~いまふたたび 平和を見つめ 鐘を鳴らそう~

2010.09.28

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財団法人日本ユニセフ協会の
谷口光さんの講演

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NPT再検討会議生協代表団に参加した
松島正枝理事の報告

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グループ「ハンドベルアンサンブル・
ミスティ」の素敵な演奏

毎年9月21日の「国際平和デー」に、家族や身近な知り合いと平和について語り、ベルを鳴らして世界平和を祈念しようという企画、「東都生協発 100万人のピースベル」。

今年はそのプレ企画として、2010年9月16日(木)、上北沢の松沢資料館記念礼拝堂にて、「100万人のピースベル ユニセフ講演会&ハンドベルコンサート ~いまふたたび 平和を見つめ 鐘を鳴らそう~」を開催し、当日は41人の参加がありました。

はじめに、財団法人日本ユニセフ協会 団体・組織事業部の谷口光さんから、「世界の実情を知る ~世界の子どもたちのために~」と題した講演で、ユニセフの取り組みの報告や今年特に深刻な水害に見舞われたパキスタンの現状などについてお話ししていただきました。

続いて、NPT再検討会議生協代表団に参加した松島正枝理事の報告があり、休憩を挟んで、グループ「ハンドベルアンサンブル・ミスティ」のハンドベルコンサートが行われました。

今なお絶えることなく起きている民族や地域紛争、それに伴う貧困や飢餓の問題や、また核兵器の問題などについて現状を学び、9月21日には、世界恒久平和の実現を願って家族や知り合いと平和の鐘を鳴らしてもらうことを確認しました。

参加者からは、「静かに平和を考える時間となった。日本の子どもたちに、地球上で今起こっている争いやあたりまえの生活ができない多くの子どもたちがいることを知らせ、平和を考える時間をたくさん持たなければと思った」「演奏は教会の雰囲気に合い、音も響いて素晴らしかった」などの感想が聞かれました。

※「東都生協発 100万人のピースベル」は、東都生協が昨年から呼び掛け、実施している企画で、過去に起きた戦争や現在世界で起きている地域紛争や民族紛争、また核兵器の問題などを話題にして平和について考えるきっかけとしてもらうことと、参加者から平和のメッセージを募って国連へ送付し、東京から世界平和を訴えることを目的に始められました。
寄せられた平和のメッセージは、このホームページなどでも紹介しています。

国際平和デー:International Day of Peace
国連が定めた平和の記念日。ニューヨークの国連本部では毎年9月21日に国連事務総長が「世界平和の鐘」を鳴らす特別記念行事が行われています。世界の停戦と非暴力の日として、全ての国と人々にこの日一日は敵対行為を停止するよう働き掛けています。

第1回消費力検定講座を開催

賢い消費者になるために、みんなで消費者力UP!

2010.09.20

受講者は熱心に聞き入りました

受講者は熱心に聞き入りました

東都生協(コープ)は2010年9月17日、東京都消費生活総合センター(飯田橋)で消費者力検定講座を開催しました。今回は2011年の1月までの4回にわたる連続講座の第1回目。「消費者力」とは自立した消費者として健全な消費生活を送っていくための能力を指します。

当日は東都生協の組合員34人が参加。消費生活コンサルタントの広重美希氏を講師に、健全な消費生活を送るために、いま消費者に求められる衣・食・住生活、環境の各分野での消費者力について認識を深めました。また、過去の検定問題の解説を通じ、消費者力をアップさせていくための基礎知識について、クイズ形式で楽しく学びました。

次回第2回は、10月8日(金)に生活経済(ライフプラン・金融商品・家計)について学ぶ予定です。

東都生協では2008年度から(財)日本消費者協会が主催する「消費生活能力検定試験」を通じ、消費に関する正しい知識や感性を身に付け、主体的に消費生活に関わっていけるように、消費者力育成の取り組みを進めています。現在47人の組合員が登録し、11月に実施する検定試験に向けて学習を進めています。

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