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実りに感謝! 米づくり体験収穫祭!!
今年も産直産地・(農)房総食料センターにて通年での農業体験企画に取り組みました
JAやさと農業体験 |
JAやさと農業体験 |
(農)船橋農産物供給センター |
(農)船橋農産物供給センター |
(農)房総食料センター |
(農)房総食料センター おいしいお寿司できるかな? |
そして参加者が楽しみにしていた収穫祭が、多くの産地で開催され、無事に収穫を終えた喜びを皆で分かち合いました。また、作った米は参加回数応じて配られ、参加者にはうれしいプレゼントとなりました。
2009年10月24日 「JAやさと農業体験 お米コース」
組合員から大好評の「JAやさと農業体験 お米コース」。JAやさとの協力を得て毎年行われ、今回で21回目となりました。毎年大人気の企画で、今年も定員を超すたくさんの申し込みがありました。今年は、より多くの人たちに参加していただこうと、初めて参加する「初参加組」と、すでに経験がある「経験者組」とに、作業日程と田んぼを分けて米の栽培を行いました。
初参加組は慣れない作業に戸惑いながらも、自然や土に触れて、食べ物の大切さを実感しました。苦労をしながら育てた米を収穫したときは、皆、大感激でした。
そして収穫祭では参加者全員が一堂に会し、自分たちが収穫した米の前で出来高の報告や感想などを出し合いました。初参加の人がベテラン参加者に作業のコツを聞いたり、生産者も交えてみんなでバーベキューをしたりと、組合員同士、組合員と生産者が交流する姿があちらこちらで見られました。
多くの参加者から「次回も参加したい」という声が寄せられたこの企画。実際に土に触れ、生産の苦労と喜びを知り、貴重な体験となったようです。
2009年11月13日 「田んぼ作りから始める米作り交流」
(農)船橋農産物供給センターと協力し、荒れてしまった休耕田を整備し、田んぼを作り、そこでの米作りを企画しました。
全国的に見ても、あまり例を見ないこの取り組み。(農)船橋農産物供給センター代表の飯島さんが「農作業は家族で協力して行う仕事。ここに集まった全員が大きな家族です」とあいさつし、最初の作業である田んぼまでの道作りが始まったのが12月。
その後3回にわたる田んぼの整備の後、田植えを開始しました。米作りをやめてから二十数年、管理されなくなって15~16年となったこの地で、参加者の努力が実り、再び米が収穫できました。
収穫祭では、鴨鍋や郷土料理を味わいながら、約1年に及ぶ作業を振り返る参加者の姿が多く見られました。「あんなに荒れていた土地から作物ができて、本当に驚いた」「食べ物の有り難みが実感できた」などの感想が寄せられました。
2009年11月15日「古代米栽培体験交流会」
昨年大好評だった、(農)房総食料センターとの共催で実施した珍しい古代米(赤米)の栽培体験企画。今年も多くの参加申し込みがありました。
最初の作業に当たる5月の田植えの日はあいにくの雨模様でしたが、参加者たちは雨具を着て田んぼに苗を植え、自然の厳しさを実感しました。7月の草取りの時はかかしづくりにも挑戦して子どもたちが大活躍、そして9月には稲刈りをすることができました。
収穫祭では楽しい企画がたくさん用意され、参加者たちは古代米栽培体験ならではの、黒米を使ったリースを作りました。また、郷土料理の「飾り寿司」作りには(農)房総食料センター婦人部の皆さんが指導をしてくださり、交流もできました。
今回の米作りを振り返って、参加者からは「生きている稲を初めて見た」「土の感触が忘れられない」などの声が寄せられました。子どもからも「お米を作ることができた楽しかった」「お米がおいしくできた。ありがとう」などの感想が寄せられました。
理解し合うことが大切 ~きょうされんとの交流会~
共同作業所との交流を通して福祉政策の現状を知り、理解を深める
東都生協・池田組合員常任理事より |
きょうされん東京支部・財政事業委員 |
作業所のリレートーク |
会場では共同作業所商品も販売 |
東都人材バンクの登録講師 |
みんなでベリーダンス |
2009年12月10日、共同作業所の方たちとの交流を通して福祉政策の現状を知り、理解を深めることを目的に「きょうされんと東都生協との交流会」(小平市 ルネこだいら)を開催しました。きょうされんより9作業所32人、東都生協より38人が参加しました。
参加した9つの作業所から、事業・活動の様子をリレートークで紹介。東都生協の商品案内をセットしている作業所利用者からは、組合員の手元に届くチラシに乱れたものがないようにと、一生懸命セットしている普段の作業の様子が語られました。
参加した組合員からは、「作業所の方々が、東都生協のチラシがこんな一生懸命にセットされているなんて知らなかった。これからは、もっと大切に商品案内を見ます」などの声が出されました。
この他に、きょうされんとの協同事業としてリユースびんの洗浄を行う「リサイクル洗びんセンター」(昭島市)や、社会福祉法人ときわ会との協同事業で米ぬか石けんを製造する「福祉工場エバーグリーン」などからの報告もありました。
また、きょうされん東京支部より、障害者自立支援法の廃止と新法制定を求める「きょうされん第33次国会請願署名」の協力呼び掛けがあり、当日会場で20筆集まりました。
核兵器のない世界を実現するために
NPO法人ピースデポの中村桂子事務局長が講演
参加者は熱心に話を聞きました |
今、世界中で「核兵器のない世界」の実現をしようと機運が高まる中、核兵器を巡る状況や核兵器廃絶に向けての動き、NPT(核兵器不拡散条約)再検討会議について学ぶため、NPO法人ピースデポ事務局長中村桂子さんを講師にお迎えし、お話を伺いました。
被爆国に住む私たちが、その体験を海外に向けて語っていくことの必要性、また私たち自らが「核兵器のない世界」を実現するための活動に参画することの大切さなどが、分かりやすく説明されました。また話の後には活発な質疑応答もあり、参加者から好評でした。
2010年春にはNPT再検討会議が行われます。そこには各国の要人が集まり、核兵器について論議をします。東都生協でも生協代表団および被爆者の派遣の準備をしています。
講師の中村さんは「『核の傘』『核兵器依存からの脱却』の視点を持ち、その会議に目を向けていくことが必要です」とお話を結びました。
国境なき医師団講演&ピースジャズピアノコンサート
国際情勢と世界平和について各自が考え、実践につなげる平和活動
国境なき医師団は、世界中で活動 |
ピアノを熱演 |
河野さんのお話は印象的でした |
子どもも参加しました |
最後は全員で大合唱 |
世界で起こっている現状に目を向け国際的な視野で平和を考え、また、世界平和について各自ができることを考え、実践につなげていくことが目的。当日は81人もの参加がありました。
開演は午後1時30分。東都生協・庭野理事長のあいさつに続き、「国境なき医師団」の岡崎卓也さんが1時間の講演を行いました。国境なき医師団の団体紹介や活動報告、コンゴ民主共和国の現状などを、DVDやパワーポイントを使用して、分かりやすくお話をしていただきました。
講演を聞いた参加者は
「日頃生活に追われ狭くなった視野が広げられた思いです。平和が当たり前の幸福の中にいることを感謝し、私にもできる何かを考えたいと思います。」
「国境なき医師団のお話が聞けて良かった。私一人の力では微々たる力かもしれませんが、皆で力を合わせれば良い方向へ進めることができると信じています」
などの感想を口にしていました。
休憩を挟み、午後0時45分からは、ジャズピアニスト河野康弘さんのピースコンサートを行いました。
「物を大切にする」「環境を思う」「戦争になると、どんな痛みが生まれるのかを考える」などの、演奏の合間のお話が印象的で、とても心に染みました。また、会場の子どもたちも参加してピアノを演奏したり、最後は皆で合唱をしました。
「ピアノはテクニックではなく心で感じ弾くものだと改めて感じました」という参加者の感想に象徴されるような、こころ温まる素敵なコンサートになりました。
会を終えて、参加者からは「今回のイベントに参加して少しずつでも自分にできる活動ができればと思います」「毎日を大切に過ごしていきたいと思える会でした」などの感想がありました。
世界にある現実を知り、考えること、関心を寄せること、各自が今できることを考え、実行していくことの大切さを感じた一日でした。
100万人のピースベル
「国際平和デー」に国連本部で「平和の鐘」を鳴らす行事と連携した平和活動
家族や知り合いなど身近なところで取り組む平和活動として東都生協は2009年9月21日、「東都生協発『100万人のPeace Bell~世界に平和を~』」を実施しました。
これは、毎年9月21日「国際平和デー」の夜に、恒久平和の実現を祈念し、より多くの人々で鐘を鳴らそうという企画です。
家族などの間で、過去に起きた戦争や現在世界で起きている地域紛争や民族紛争、核兵器の問題などを話題にしていただき、世界平和について考える機会としていただくことを目的としています。
事前に取り組みへの参加者を募り、申込者には、核兵器廃絶に向けた取り組み資料や、「平和のメッセージカード」などをお届けしました。
参加者よりお寄せいただいた平和のメッセージは、まとめて国連へ送付し、東京から世界平和を訴えます。
参加者から寄せられた平和のメッセージカードをご紹介します。
※画像をクリックすると拡大画面(PDFファイル)が開きます。
登録米「新潟コシヒカリ(弥彦)」の産地を交流訪問
遠隔産地への交流訪問
東都生協は2009年11月18日、新潟コシヒカリ(弥彦)の産地・JA越後中央・弥彦営農センター(新潟県西蒲原郡弥彦村)への交流訪問を実施しました。
2009年産の「登録米 新潟コシヒカリ(弥彦)」を利用している東都生協組合員にお知らせをしたところ、50人以上の申し込みがあり、抽選の結果42人の方が参加しました。
晩秋の弥彦村で同農協の産直米の倉庫見学や温泉、菊まつり、そして寺泊の魚の市場通りでの買い物などを楽しみ、弥彦村に親しみを感じることができた一日となりました。
■産直米の倉庫を見学
現地に到着した後、最初にJA越後中央・弥彦営農センターの産直米の倉庫を見学しました。
9月に収穫された産直米(もみ)は、まず生産者のところで乾燥され、もみすりをして玄米となります。玄米は同農協の倉庫に運ばれ、約1トン入りの大きな袋に詰められ、品質検査を受けた後、低温倉庫に積み上がります。
産直米の保管状況を初めて見る組合員も多く、整然と積み上げられている様子に圧倒され、品質がしっかり管理されていることに感心していました。
低温倉庫には、約1.1トンの玄米が入った袋(フレキシブルコンテナバッグ)が倉庫いっぱいに積み上がっていました。 | |
隣の低温倉庫には30kgの産直米が入った紙袋が保管されていました。それぞれに生産者名や栽培履歴などがきちんと表示されていました。 |
■弥彦桜井郷温泉「弥彦さくらの湯」 | |
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弥彦桜井郷温泉「さくらの湯」では、昼食と源泉かけ流しの温泉を堪能しました。 |
■弥彦神社 菊まつり | |
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11月1日から24日まで開催される菊まつりの後半に当たり、県内外の菊作りの愛好家が丹精込めた作品が並べられ、色とりどりの菊がいろんな仕立て方で、見る人を魅了していました。 | |
毎年テーマを変えて作られる「大風景花壇」ですが、今年は萬代橋(ばんだいばし)。 新潟市街にある信濃川にかかる六連アーチの橋です。 |
■寺泊 魚の市場通り(てらどまりさかなのいちばどうり) | |
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寺泊 魚市場通りには、大型鮮魚店が軒を連ね、日本海の魚介類を中心とした海の幸が手ごろな値段で売られていました。中には「こんなに持って帰れるの?」というくらい買い物をした方もいらっしゃいました。 |
■最後に
今回の参加者には、「新潟コシヒカリ(弥彦)」や「あきたこまち」、天日干し米などお気に入りの産直米があり、中には40年近く東都生協を利用されている方もいました。
そんな多くの組合員の方に多くの産地が支えられていることを実感した交流訪問となりました。
「三陸牡鹿表浜魚つきの森」で2回目の記念植樹
石巻市で産直産地・メーカー、地域の皆さまと共に川と海を守る活動を推進
中村副理事長が、北倉悦郎石巻副市長に |
地元の小学生も頑張って植樹作業 |
左から石巻市立鮎川小学校の生徒と |
2009年10月29日、東都生協は、㈱マルダイ長沼、宮城県漁協表浜支所とで発足させた「三陸牡鹿表浜魚つきの森・植樹協議会」での2回目の植樹を行いました。
植樹作業に際しては同協議会メンバーの他に、石巻市役所の関係者、石巻立鮎川小学校の生徒さんなど、約120人もの参加者が集まり、大がかりな作業となりました。本協議会は、植樹活動を通じて水産資源を守り、漁場や資源管理型漁業によって生産される生産物の利用促進を目的に、同年4月22日に発足したものです。
東都生協が組合員と生産者が一体となって進める「食の未来づくり運動」。この運動では、食とくらしに水産業を近づけ、水産物の供給を通じて漁業の今を組合員に伝え、日本の食料自給率向上を目指すことを掲げています。本協議会の活動も食の未来づくり運動の一環です。
開会に当たって東都生協・中村副理事長は、食と農を事業と運動の基軸とする東都生協の取り組みや北海道の産直産地との「枝幸魚つきの森 植樹協議会」の活動などを紹介し、今後も「日本の水産業を応援していく」と述べました。
宮城県漁協表浜支所の木村運営委員長からは「カキ相場の下落など厳しい経営状況にある中、若い漁業従事者が安心して漁業を継げる環境づくりを目指したい」との生産現場の思いが語られました。
続いて植樹作業。土の掘り起こしは想像以上に大変で、参加者たちは慣れない作業に戸惑いながらも、懸命に土を掘り起こしました。地元から参加した石巻立鮎川小学校の生徒の皆さんも、めいめいシャベルやスコップなどを手にして、汗をかきながら作業を進めました。
掘り起こしが終わったら、苗木を1本ずつ丁寧に苗を植えていきます。この日はクヌギ、ヤマザクラ、ナラの苗木など180本の樹木を植樹しました。今回は石巻市役所の関係者も参加し、文字通り地域と協力しながらの、意義のある記念植樹となりました。
今後の取り組みは、消費者と生産者による料理教室などの開催と併せて、水産物の普及、「浜の商品作り」などを予定しています。
東都生協・風間常務からは「本協議会発足の経緯や、水産業が抱える問題などを消費者に広報し、商品の利用を通じて生産者を支えてきたい」と抱負を語りました。
全て手作りの「アップルパイ」はプロの味わい
むさしの製菓㈱の視察訪問
おいしそうなアップパイが |
むさしの製菓㈱の「アップルパイ」は、東都生協の菓子部門の人気商品です。パイ生地を型に入れスポンジクラム、りんごの甘煮、カスタードクリームと重ねて仕上げていく工程は全て手作業で、職人技で手早く作られていく様子を見ることができました。
りんごは長野県産を中心に、国内産のものを使っていることや、異物混入を防いだり、温度調整など、品質管理には細心の注意を払っていることなどが確認できました。
プロの職人が作ったアップルパイを、手軽においしく食べられるのはとてもありがたい、という参加者の感想がありました。
地球に優しい畜産を進めています
国産自給飼料100%の北海道・北里八雲牛の故郷を訪問
牧場の広さは約350ha(東京ドーム約75 |
宿泊施設の目の前に牛の親子がいました。 |
初日は全3日間のスケジュール |
ピザとパンづくりに挑戦。 |
満天の星空の下でキャンプファイヤー。 |
畔柳(くろやなぎ)先生のお話は |
東都生協の産直産地・北里大学 八雲牧場(北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場)では、こうした自然の循環を大切にした環境保全型畜産に取り組んでいます。
東都生協は八雲牧場のご協力により2009年9月19~21日、今年で3回目となる産直体験ツアーを実施。東都生協の人気商品、自給飼料(八雲牧場の草)100%の北里八雲牛の故郷を訪問し、「牛にも人にも地球にもやさしい畜産」を体感し、北里八雲牛とその産地への理解を深めるのが目的です。
北海道という遠隔地にもかかわらず、今年は組合員15人が参加しました。
まず、八雲牧場の取り組みについて、牛を目の前にしてお話を聞いたり、クイズラリー形式でコースに沿って歩きながら、学び・体験しました。
その後、ピザ・パンづくりや「北里八雲牛」のバーベキュー、キャンプファイヤーなどを通して、生産者と楽しく交流しました。
参加者は、自分の目で見て、聞いて、体感することで、八雲牧場の取り組みや「北里八雲牛」への理解をいっそう深めることができました。
2日間のツアーを終えた参加者からは、「有意義な時間を過ごすことができた」「子どもの肉嫌いが改善できた」「牛が牛らしく育つために手助けをしているだけ...その謙虚な気持ちこそが、牛たちにへの愛情なんだなぁ~」など、生産者の熱意に感動する感想が多くよせられtありました。
田んぼづくりからの米づくり交流(その3)
2009年9月19日(農)船橋農産物供給センターで稲刈り
風の影響かほとんどの稲は |
子どももカエルと遊びながら、お手伝い |
中腰での長時間の作業は結構きつい |
刈りとった稲の束ははざかけで天日干しに。 |
みんなで力を合わせたたまもの |
この取り組み、単なる田植えや稲刈りなどだけの米作り体験ではありません。(農)船橋農産物供給センターの協力により、荒れた田んぼを復活させるところから始まった農業体験企画です。
12月の第1回目は、まず田んぼまでの道作り。その後、田植え・草取りと作業が進みました。この日はいよいよ稲刈りです。
参加者は総勢50人。田んぼは20アールあり、とても手作業では刈りきれません。稲刈り機1台の助けを借りながらも、夕方までにほとんど手作業で刈りきることができました。
皆さまお疲れさまでした! 次回は、この取り組みのクライマックス・収穫祭です。
☆他の日の作業の様子
-その1-「田んぼまでの道づくり」
-その2-「田んぼづくりの2回目」