みんなの活動:これまでの活動報告

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情勢学習会 〜食と農を巡る情勢について〜

食を農に近づけるために、今組合員にできることを考える

2006.09.01

2006年6月9日、東都生協は宮村 光重氏(東都生協顧問 日本女子大学名誉教授)を講師に食と農を巡る情勢についての学習会を開催し、組合員11人が参加しました。

今の日本では、他の支出の必要から、食料支出を抑えようとし、安価なもの=輸入食料が増えているという家庭の実態があります。

食べるものにお金をかけない世帯が増加し、少子高齢化もあって、食料消費そのものが下がっています。しかも、輸入食料は増加しているため、食料自給率はカロリーベースで40パーセントまで下がっています。

収入を確保できないため、農家では深刻な後継者不足が進んでいます。今の農業従事者は半数以上が65歳以上で、農家が減ると田畑が荒れていき、数年後日本の農業はなくなるかもしれません。

「今までは、農を食に近づけようとしていたが、それが逆に農と食の分離を生む結果になってしまった。これからは食を農に近づけることを考え、産地交流訪問をしたり調理の方法を考えたり、今私たちができることを考え、活動を広げていく必要がある」と話しました。

今年度はこんな活動をしてきました!

組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年11月-(2)号より

2006.08.31

今年度はこんな活動をしてきました!

組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年11月-(2)号より

2006.08.31

第3回東都生協 平和のつどいを開催

映画や展示を通じて、あらためて平和の尊さ、命の大切さを考えました

2006.08.25

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展示コーナー

展示コーナー

映画の上映を待つ人たち

映画の上映を待つ人たち

2006年8月25日、なかのZERO小ホールで第3回東都生協平和のつどいを開催し、長編アニメ「ガラスのうさぎ」の上映と「平和に関する展示」が行われました。

夏休みも残り少なくなった一日、大ぜいの親子でにぎわいました。2回の上映会の参加者はおとな267人、子ども242人。また展示のみの参加者もありました。

昨年に引き続き、"平和のたねはみんなのハートにある!"をテーマに、展示コーナーでは参加者が平和へのメッセージを書いて大きなハートを作り上げたり、子どもたちは映画の感想をうさぎのイラストに書きました。

参加した人たちは、映画や東京大空襲を中心とした展示を見て、平和の尊さ、命の大切さを考える一日になったのではないでしょうか。



映画の感想から

とにかく感動しました。戦争の悲しみが改めて感じられました。戦争の時代の人が生きてくれたから私が今、ここにいるのだと思います(10歳)
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人がいっぱい死んだところがこ分かった。せんそうはこわい。いやだ(6歳)
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とし子がかわいそうだと思った(4歳)
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なんでせんそうがおこったのか。ばくだんがおちたときかなしかったです(6歳)
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人の命のおもみを感じました。もうむかしみたいにせんそうがおきないように協力したいです。平和を大切にします(10歳)
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とし子のかぞくが兄ちゃんしかいなくてかわいそうでした(7歳)
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とても感動しました。とし子はどんなつらいことでものりこえて家族のために生きてすごかったです(9歳)
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大くうしゅうですごいこわかった(5歳)
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人が死ぬということは、同時に、他の人も悲しんでしまうというのが悲しかった。お兄さんが帰ってきてよかったです(13歳)
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家族がいなくなってもくじけずに生きて行くということが分かった(9歳)
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せんそうがおきておかあさんおとうさんをなくしてかわいそうだった(7歳)
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とし子がすごくかわいそうでした。戦争はもう2度としてはいけない事だと思いました。命はすごく大切なものだなと思いました(9歳)
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展示コーナー

参加者からは、「戦争の悲惨さを風化させてはならない」「もっと若い人たちにも知ってもらいたい」「子どもたちにも分かりやすく伝えてほしい」など多くの感想をいただきました。

東都生協平和のつどい実行委員会と平和委員会のパネル展示は東京大空襲の紙芝居(絵画)や写真、さまざまなデータなどが紹介され、参加者は熱心に説明を聞いていました。

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戦争に関する絵本や写真集、雑誌などを展示。手にとって熱心に読んでいる参加者が大勢いました。

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東都生協のグループ「パッチワーク三本杉」の作品や「麦藁帽子」の朗読劇公演の様子が写真で展示され、活動が紹介されました。

忘れない ヒロシマ・ナガサキ

戦争や平和について考え、伝えていくために、組合員の代表を広島と長崎に派遣

2006.08.09

原爆ドームは崩壊を防ぐ保存工事が進められていました

原爆ドームは崩壊を防ぐ
保存工事が進められていました

全国の生協が集まって「虹のひろば」が開かれました

全国の生協が集まって
「虹のひろば」が開かれました

東都生協では、戦争や平和について考え、見たもの・聞いたものを周囲の人に伝えてもらえるように、例年、原爆投下日に合わせ、組合員から集めた平和募金を利用して、組合員の代表を広島と長崎に派遣しています。

ヒロシマ平和代表団の5人は2006年8月5日~7日、ナガサキ平和代表団の6人は8月7日~9日のそれぞれ3日間活動しました。

現地では、日本生協連主催の「虹のひろば」で全国各地の他の生協と交流をし、被爆者の方の体験を伺い、爆心地周辺の記念碑や遺跡のフィールドワークを行いました。

平和記念式典に参列し、原爆資料館での展示物を見たり、碑巡りガイドさんのお話を聴いたりしながら、未だ被爆の痕跡が残る街を歩いた参加者は、当時の人びとの計り知れない思いや、自分が今生活している状況の「有り難さ」で頭の中がいっぱいになった様子でした。

終戦61年を経て、当時を知る人びとが鬼籍に入りつつある今、被爆体験を語るのが苦痛で避けてい たという人も、風化を恐れて徐々に語り始めています。

限られた人数の代表団ではありますが、現地を直接訪れ、見聞して、伝えていくことの大切さを実感した企画でした。

世界の子どもたちが平和でありますように

世界の貧困と紛争地域の子どもたちが直面する問題について学習

2006.08.02

1年間でビタミンA2錠(5円)あれば、栄養失調で失明の危機にある子ども1人を救うことができます」とガイドさんより説明を受ける参加者

1年間でビタミンA2錠(5円)
あれば、栄養失調で失明の危機
にある子ども1人を救うことが
できます」とガイドさんより
説明を受ける参加者

2006年8月2日、平和委員会主催のユニセフハウス見学会に親子47人が参加しました。

最初にビデオで世界の貧困、紛争地域の子どもたちの様子とユニセフの活動を見学。その後、展示スペースで説明を受けました。

世界で学校に通っていない子どもは約1億2千万人、過酷な児童労働に就いている子どもは、約2億5千万人いると推測されています。

発展途上国では、栄養不良や病気で5歳未満に死亡する子は約 1,100万人で、健康な子として生まれ育つには、母親の栄養状態がよく、字が読めて保健衛生の知識があるかが、大きく関わります。

しかしながら世界では、水くみや家の手伝いで学校に行けない女の子が多くいます。女子への教育はのちに女性の社会参加を促進し、母親になった時に、生まれてくる子を健康に育てることを可能にすることができるとのことでした。

ユニセフハウス(品川駅徒歩7分)は個人でも見学できます。足を運んでみてはいかがでしょうか。


(公財)日本ユニセフ協会 ホームページ
http://www.unicef.or.jp/

食と農通信 「これが旬。ルッコーラ!」

組合員活動情報紙 『ワォ』 2006年7月号より

2006.08.01

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栄養価の高いおしゃれ野菜。ゴマに似た香りとクレソンのような辛みが特徴。カロテンをはじめ、ビタミンB6・C・E・ミネラルのカルシウムなどが多く含まれる。発育促進に欠かせないマンガンや亜鉛なども比較的多い。

料理例 ★ルッコーラとスモークサーモンのパスタ

1. ルッコーラ(80g)はざく切り、玉ねぎ(100g)は薄切り、ニンニクはみじん切りにする。
2. 鍋にお湯を沸かして塩ひとつまみを入れ、フェデリーニ(細めのスパゲッティ、140g)をほんの少し芯が残った状態のアルデンテにゆでる。
3. フライパンにオリーブ油(大さじ4)、ニンニク、半分に割った赤唐辛子(2本)を入れて火にかけ、香りが立ってきたら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
4. (3)にゆであがったフェデリーニとゆで汁(おたま1杯)を加えて混ぜ合わせ、塩・コショウで味を調える。火を止めてルッコーラと松の実(からいりしたもの、大さじ3杯)と混ぜ合わせる。
5. 皿にスモークサーモンを2枚敷き、(4)のパスタを盛りつける。

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子育て、支援しま〜す

機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より

2006.07.31

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私の好きなものを
たくさんのせました

音楽に合わせて体をゆっくり伸ばします

音楽に合わせて
体をゆっくり伸ばします

親子のスキンシップと母親同士の情報交換を目的とした福祉委員会主催の「やってみよう! 親子ヨガとおやつ作り」がさんぼんすぎセンターで2006年7月31日に開かれました。

この企画には、抽選で選ばれた組合員13組が参加。講師は東都人材バンクの根橋明子さん。ゆったりと音楽に合わせて、猫のポーズのおかあさんの背中に乗ったり、足の間をくぐったりと親子の息もぴったり。すっかりリラックスしました。

後半は調理室で子どもたちがおやつ作り。コップにアイスクリームを入れて、バナナ、グミなどをトッピングしてパフェの出来上がり。「保育があったので、1歳児を預け、上の子と参加できて楽しかった」など、親子で楽しんだひとときでした。

未来への遺産

機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より

2006.07.27

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ガイド役の長野俊英高校
・郷土研究班の生徒から
説明を受ける参加者

2006年7月27日、東都生協は平和募金企画「松代大本営地下壕見学会」を開催し、組合員16人が参加しました。

地下壕(象山地下壕・舞鶴山地下壕)は太平洋戦争末期、本土決戦に備えて天皇御座所や大本営(戦時中の最高司令部)などを松代に移そうと極秘に建設が進行。

地下壕の建設工事には朝鮮半島から強制連行された人々を含め、多くの犠牲者を出したといわれています。参加者からは「戦争の愚かしさと平和であることの重要さを実感しました」などの感想がありました。

子どもの気持ちになってみました

機関誌 『東都生協だより』 2006年9月号より

2006.07.06

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縄はなくても、
上手に飛べました

くらし委員会は2006年7月6日、渋谷区立消費者センターにて臨床心理士の浜田駒子さんを講師に、学習会「子どもの気持ちになってみる心理劇」を開催しました。

17人の参加者は、自分が呼ばれたい名前で自己紹介し、好きな花や、自由時間の使い方を尋ね合うことからはじめました。

続いて、「見えない縄」を使っての大縄跳びをしながら、目に見えるもの・見えないものを経験として学びました。

その後は3人のグループを作り、「子どもが言うことを聞かないとき」を想定し、子ども・母・父の役を割り当て、頭ごなしに叱る親と、何でも受容する親と、子どもの意見を聞きながら話し合う親の3つのパターンを演じてみました。

子ども役をした人の感想を聞くと、頭ごなしに叱るよりも会話をし、理解し合うことで解決に至るのではという考え方が導き出されました。


浜田さんの、「しつけとは、とある目標に向かっての、親と子どもの相互運動である」「勉強好きは、子どもが感動を覚え興味を持つことから生まれるのであって、親が強制するものではない」など、まとめに代えた講義を聞きました。

今回の参加者は、子育て真っ最中の人から子育てを終えた人まで、幅広い年齢層で、改めて家族との接し方を考える良い機会となり、小さいお子さんがいる人には特に、具体的なアドバイスになったようでした。

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