東友会と交流し、被爆体験を聞きました
機関誌 『東都生協だより』 2005年2月号より
国分寺Lホールでの |
国分寺Lホールでの |
2004年も皆さんから寄せられた、膝掛け、ショール、セーターなどの編み物231点を東友会 (東京都原爆被害者協議会=東京在住の被爆者の会)との交流会でお渡ししました。
11月20日国分寺Lホールで行われた交流会では、東友会45人、東都生協28人の合計73人が参加しました。
武蔵野市在住の永井淳一郎さんから広島での被爆体験の証言があり、妹さんを亡くした話、今も後遺症の発症におびえているご家族の話には皆、しんと聞き入りました。組合員による紙芝居や南京玉すだれなどで交流しました。
11月27日亀戸文化センターで行われた交流会では、東友会24人、東都生協13人、ゲスト1人の合計38人が参加しました。
豊島区在住の山田玲子さん(東友会)からは「原爆の被害の実相を伝えていくことが私の使命」と被爆体験の証言がありました。
11月29日
さんぼんすぎセンターで行われた交流会は、東友会34人、東都生協26人の計60人が 参加しました。
手作りの昼食や、歌を交えて和やかな雰囲気で進みましたが、自己紹介の中で 「今日まで自分の子や孫にも被爆したことを話せないでいる」という方のお話には改めて心の傷の深さを思い知らされました。
国際署名に取り組みます
いずれの会場でも編み物への感謝の言葉とともに、核兵器廃絶への願いがあふれていました。
東都生協では東友会からの要請を受けて、核兵器廃絶を求める「被爆60周年国際署名」に取り組みます。3月7日から署名用紙を配付しますのでご協力お願いいたします。