ピースアクション 2005
松代大本営地下壕を見学しました
機関誌 『東都生協だより』 2005年9月号より
2005.07.25
カテゴリ 平和
長野俊英高校郷土研究班の |
東都生協は2005年7月25日、平和募金補助企画として大人16人と子ども4人で松代大本営地下壕の見学会を開催しました。
地元の長野俊英高校郷土研究班の案内で、大本営予定地の象山地下壕と天皇御座所を見学しました。
大本営とは、戦時中の最高司令部のこと。太平洋戦争末期の1944年秋から、本土決戦に備え、大本営を松代に移そうと極秘のうちに建設され、朝鮮半島から強制連行された人々を含め、多くの犠牲を出しながらほぼ完成していたといいます。
地下壕内は、今見ても驚くほど整備され、天皇御座所には一級の建材が使われていたことにも驚かされました。
地下壕の保存や案内活動を約20年間続けている長野俊英高校の生徒たちの絵や資料を使った説明は、子どもたちにも分かりやすく、戦争を知り、学ぶ、良い機会になりました。高校生の熱い思いとさわやかさが、私たちの胸に深く残った見学会でした。