実りに感謝! 米づくり体験収穫祭!!
今年も産直産地・(農)房総食料センターにて通年での農業体験企画に取り組みました
2009.12.18
カテゴリ 食と農
JAやさと農業体験 |
JAやさと農業体験 |
(農)船橋農産物供給センター |
(農)船橋農産物供給センター |
(農)房総食料センター |
おいしいお寿司できるかな? |
そして参加者が楽しみにしていた収穫祭が、多くの産地で開催され、無事に収穫を終えた喜びを皆で分かち合いました。また、作った米は参加回数応じて配られ、参加者にはうれしいプレゼントとなりました。
2009年10月24日 「JAやさと農業体験 お米コース」
組合員から大好評の「JAやさと農業体験 お米コース」。JAやさとの協力を得て毎年行われ、今回で21回目となりました。毎年大人気の企画で、今年も定員を超すたくさんの申し込みがありました。今年は、より多くの人たちに参加していただこうと、初めて参加する「初参加組」と、すでに経験がある「経験者組」とに、作業日程と田んぼを分けて米の栽培を行いました。
初参加組は慣れない作業に戸惑いながらも、自然や土に触れて、食べ物の大切さを実感しました。苦労をしながら育てた米を収穫したときは、皆、大感激でした。
そして収穫祭では参加者全員が一堂に会し、自分たちが収穫した米の前で出来高の報告や感想などを出し合いました。初参加の人がベテラン参加者に作業のコツを聞いたり、生産者も交えてみんなでバーベキューをしたりと、組合員同士、組合員と生産者が交流する姿があちらこちらで見られました。
多くの参加者から「次回も参加したい」という声が寄せられたこの企画。実際に土に触れ、生産の苦労と喜びを知り、貴重な体験となったようです。
2009年11月13日 「田んぼ作りから始める米作り交流」
(農)船橋農産物供給センターと協力し、荒れてしまった休耕田を整備し、田んぼを作り、そこでの米作りを企画しました。
全国的に見ても、あまり例を見ないこの取り組み。(農)船橋農産物供給センター代表の飯島さんが「農作業は家族で協力して行う仕事。ここに集まった全員が大きな家族です」とあいさつし、最初の作業である田んぼまでの道作りが始まったのが12月。
その後3回にわたる田んぼの整備の後、田植えを開始しました。米作りをやめてから二十数年、管理されなくなって15~16年となったこの地で、参加者の努力が実り、再び米が収穫できました。
収穫祭では、鴨鍋や郷土料理を味わいながら、約1年に及ぶ作業を振り返る参加者の姿が多く見られました。「あんなに荒れていた土地から作物ができて、本当に驚いた」「食べ物の有り難みが実感できた」などの感想が寄せられました。
2009年11月15日「古代米栽培体験交流会」
昨年大好評だった、(農)房総食料センターとの共催で実施した珍しい古代米(赤米)の栽培体験企画。今年も多くの参加申し込みがありました。
最初の作業に当たる5月の田植えの日はあいにくの雨模様でしたが、参加者たちは雨具を着て田んぼに苗を植え、自然の厳しさを実感しました。7月の草取りの時はかかしづくりにも挑戦して子どもたちが大活躍、そして9月には稲刈りをすることができました。
収穫祭では楽しい企画がたくさん用意され、参加者たちは古代米栽培体験ならではの、黒米を使ったリースを作りました。また、郷土料理の「飾り寿司」作りには(農)房総食料センター婦人部の皆さんが指導をしてくださり、交流もできました。
今回の米作りを振り返って、参加者からは「生きている稲を初めて見た」「土の感触が忘れられない」などの声が寄せられました。子どもからも「お米を作ることができた楽しかった」「お米がおいしくできた。ありがとう」などの感想が寄せられました。