東都生協の水産品産直産地で「海づくり」を体験しました!
2009年度 枝幸 稚魚・稚貝放流ツアー 参加者の声
枝幸漁協での学習会 | 放流するほたての稚貝が到着 |
鮭の稚魚を放流 |
枝幸町の展望台からの眺め |
海の幸いっぱいのバーベキュー |
産直産地の北海道・枝幸町を東都生協の組合員が訪問し、ほたて稚貝・鮭の稚魚の放流や植樹など、「海づくり」を体験する取り組みを実施しています。
2009年度 北海道枝幸 稚魚・稚貝放流ツアー参加者の皆さまからお寄せいただいた声をご紹介します。
参加者の感想(抜粋)
澄み切った美しい空と海を守り育てている、枝幸の人たちと東京で暮らす私たちが交流できることを幸せに思っています。今後も枝幸からの活気にあふれた風を送り続けてくださることを心より願っております。
ガイドの中村氏の漁業外の知識の豊かさに感激しました。お天気に左右されて、予定通りの行動ができずハラハラしたのではないかと拝察しましたが、次から次へと盛りだくさんの企画をありがとうございました。漁業の枝幸だけではない文化や生活に触れ、大変感激しております。
美しい豊かな自然と人々と感じました。冬の厳しさもきっと豊かさのもとなのでしょう。おいしい鮭やほたてをいただいて、枝幸(えさし)という地名を意識するようになったのはいつごろからだったでしょうか。訪れてみて、さらに安心と信頼が増しました。感謝しながらおいしくいただきます。笹原が少しでも森になっていくといいですね。
昔から、見たり、聞いたり、試したりといいます。昨年秋の鮭の定置網漁・採卵・受精・新巻き造り・植樹や今回の稚魚放流・帆立貝の殻むきなど、ほとんどテレビで見ています。でも現場に立ち会ってみて体験することの意味、大切さをつくづく感じました。とてもよい企画だと思います。稚魚の耳にバーコードを付ける話には本当に驚きました。皆さんの研究・ご苦労を、心からすごいなと思いました。
稚貝放流ができなかったのが残念ですが、海は見た目よりずっと波が荒く大変な仕事だと分かりました。ないだ船の旅しか知りませんので、かわいい稚貝が遠くから運ばれてきて時間との勝負。豊かな海で育まれて私たちにおいしい幸せをくれる。昔の取るだけの漁業、それだけでも大変ですが、計画的に育てる漁業...。初めて身近に知り、感謝でいっぱいです。
市場は海が荒れて入荷がなく残念でした。白干工場、冷凍工場とも大規模で、大勢の人たちが雇用されており、今の雇用情勢と全く違った漁業で食べられるという状況をつくっていることに感動した。子どもが親の職業を継ぐのが当たり前、お嫁さん探しも必要ないという状況に"つくる漁業"の最前線に立っていると感じた。
稚魚の放流ができたのはうれしかった。何匹故郷に帰るであろうか、4年後戻ってくる時期に来たいと思った。放流までの餌や温度管理など大変な作業の説明に驚くばかり。
稚魚の耳石に、水温差でバーコードのように標識を付けて放流し、追跡調査し、漁獲高を計算したり。また回帰率は4%など、資源管理された漁業であることを知りました。