みんなの活動:これまでの活動報告

傾聴と話し方について学ぶ講習会を開催

心がつながるコミュニケーション PARTⅢ ~傾聴と話し方~

2010.11.29

相手の話を聞く人・聞かない人を実演

相手の話を聞く人・聞かない人を実演



2人1組みでロールプレイを行いました

2人1組みでロールプレイを行いました



講師の小谷津光子さん



東都生協は2010年11月25日、東京都消費生活総合センターにて、傾聴と話し方について学ぶ講習会「心がつながるコミュニケーションPARTⅢ」を開催し、32人が参加しました。

今回の講習会は、組合員同士の自主的な家事援助活動に取り組む「東都生協くらしの助け合いの会ほっとはんど」と、保育の助け合い活動を運営する「保育ママ委員会」の共催によるものです。

講師のNPO法人P.L.A・小谷津光子氏から、まずコミュニケーションの基本は、心を込めて相手の気持ちを聞くという「傾聴」であることを説明。傾聴の3つの心構え(受容・共感的理解・純粋性)や、話をする人が望んでいることについて学びました。

その後、2人組になり、ロールプレイで「人の話を聞いていない人との会話」や、この反対の「人の話を聞いている人との会話」を実演。この学習会に参加した動機をテーマに、実際に会話を実習し、振り返りと話し合いをしました。

参加者からは
「今日の実習から、自分はまさに子どもの話を聞いていなかったことがわかった。これからは改善したい」
「次回、保育ママとして活動する時に、学んだことを生かしたい」
「子どもに共感したいが、ついつい上から押さえ付けてしまっていた。これからは『私はこう思うけれど』という範囲にとどめるようにしたい。」
などの声が出されました。

家事援助や保育の活動のみならず、家族や友人とのコミュニケーションにも役立つ学習会となりました。

東都生協では、子育て中の組合員が安心して活動に参加できるようにと、事前に登録した組合員による有償の助け合い活動として保育ママ制度を設けています。

また、組合員相互の自主的な家事援助活動として「東都生協くらしの助け合いの会 ほっとはんど」を運営し、組合員自身の手でくらしを支え合い、安心して住み続けられる地域づくりを目指した活動を進めています。

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