産直肉「めぐみ米豚」の飼料用米の生産に関わっているJAかみつが・JA全農とちぎ・JA東日本くみあい飼料㈱・JA全農ミートフーズ㈱の協力の下、2011年6月12日に24人の組合員とその家族が参加して田植え体験と交流を行いました。
手植えでの田植え体験や機械を使っての田植えの見学、お昼は「めぐみ米豚」のしゃぶしゃぶを食べながら生産者と交流しました。昼食後は、飼料用米の取り組みについての説明や「めぐみ米豚」のPRなどを行い、楽しく理解を深めました。
<主な内容>
開会式、飼料米生産の取り組みの経緯・概要、飼料用米の流れについて、飼料米生産者の紹介、参加者自己紹介、田植え作業説明、田植え体験、機械を使っての田植え見学、いちご狩り、昼食・交流、JAかみつがの概要説明、「めぐみ米豚」のPR、クイズ、参加者から感想、トマト選果場見学、トマトのパック詰め体験、直売所で買い物など。
<参加者の声やイラスト(抜粋)>
- 今、放射線の問題は、小さな子どもを持つ親として、毎日考えずにはいられない問題です。大変だとは思いますが、放射線の影響を受けず、安全な作物を精算するためには何をすべきかということ、何ができるかということを日々努力していただければと思います。
- お忙しい中、このような企画に参加できたことに感謝します。田植え体験、いちご狩り、トマトのパック詰め、親子でとても楽しめました。震災後、不安に感じることは放射能の影響です。皆さんが手塩かけて育てた作物を感謝していただいてはいますが、未来ある小さい子どもを育てる親にとっては、とっても気になっています。生産者の方、農協の方、生協、消費者、それぞれが知識を持ち、対策を講じて行動しなければならないと思います。
- 田植え体験は、私自身初めてで、とても印象に残りました。素足で入る田んぼの感触や、歩きにくさなどはやってみなければ分からないことです。これを子どもにも体験させられたのは、一番の収穫です(長靴を借りなくて良かった。もっと素足での田植え体験の良さを強調してはいかがでしょうか)。また子どもたちには、田植えをする前に「歩行の練習」を行っても良かったと思います。メインイベントなので、もう少し田んぼに入っていたかった。半日を全て施設内で楽しむことができたことに驚くとともに、JAのすごさを感じました。農業はシンプルなものだと思っていましたが、それを取り巻く環境は、国の政策を含めていろいろなことがあることを、少しだけ知りました。一消費者として、国産の農作物にこだわり、生産者を考えながら食事をしていきたいと思います。これからも、食の安全に努め、おいしい農作物を提供してください。最後に、栃木県は東日本大震災の被災地であるので、そんな中で開催していただいたことに感謝し、一日も早い復興を祈願します。」