みんなの活動:これまでの活動報告

食と農

田んぼづくりからの米づくり交流(その3)

2009年9月19日(農)船橋農産物供給センターで稲刈り

2009.09.28

風の影響かほとんどの稲は倒伏していて作業が難行※倒伏とは、稲穂が寝ている状態

風の影響かほとんどの稲は
倒伏(とうふく)していて作業が難行
※倒伏とは、稲穂が寝ている状態

子どももカエルと遊びながら、お手伝い

子どももカエルと遊びながら、お手伝い

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中腰での長時間の作業は結構きつい

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刈りとった稲の束ははざかけで天日干しに。
めずらしい形!

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みんなで力を合わせたたまもの

-その3「いよいよ稲刈り!」

この取り組み、単なる田植えや稲刈りなどだけの米作り体験ではありません。(農)船橋農産物供給センターの協力により、荒れた田んぼを復活させるところから始まった農業体験企画です。

12月の第1回目は、まず田んぼまでの道作り。その後、田植え・草取りと作業が進みました。この日はいよいよ稲刈りです。

参加者は総勢50人。田んぼは20アールあり、とても手作業では刈りきれません。稲刈り機1台の助けを借りながらも、夕方までにほとんど手作業で刈りきることができました。

皆さまお疲れさまでした! 次回は、この取り組みのクライマックス・収穫祭です。

☆他の日の作業の様子
-その1-「田んぼまでの道づくり」
-その2-「田んぼづくりの2回目」

登録米のふるさとを訪ねて

「新潟コシヒカリ」の産地・JA越後中央 弥彦(やひこ)を交流訪問

2009.09.28

産直産地・JA越後中央 弥彦の広大な田んぼの風景

産直産地・JA越後中央 弥彦の広大な田んぼの風景

2009年9月26日、新潟コシヒカリでおなじみの「JA越後中央 弥彦(やひこ)」で「登録米」産地との交流訪問企画を実施し、東都生協の組合員14人(大人10人、子ども4人)が参加しました。

当日は秋晴れの気持ちのいい日和に恵まれ、稲刈り、もみの乾燥、もみすり、倉庫への保管とお米の一通りの流れを見学し、弥彦(やひこ)神社や寺泊の魚市場などを観光するなど、盛りだくさんの一日でした。



■稲刈り、乾燥、もみすり、保管

現地に到着して、さっそく稲刈りの様子を見学しました。コンバインがみるみるうちに稲を刈っていき、収穫されたもみは軽トラックの荷台へと移されていきます。

今年は、「収穫量は昨年より落ちるものの、品質は良い」とので、新米が楽しみです。収穫されたもみは乾燥され、もみすりを経て玄米となります。

最後に約1トン入りの大きな袋に詰められて、農協の低温倉庫に積み上がります。






コンバインでの稲刈り田んぼを前に生産者から説明を受けます

コシヒカリは倒れやすい品種。
コンバインで丁寧に刈っていました

生産者の中川さんが詳しく説明

収穫した米をトラックに積み込み米の乾燥ともみすり

収穫された米(もみ)はコンバインから
軽トラックへ

収穫した米(もみ)は乾燥の後、
もみすりをして玄米になります

玄米が入った米袋米倉庫の見学
玄米が約1トン入る袋で同農協に運ばれます検査を経て、低温倉庫に積み上げられます


■昼食&地域巡り

米が倉庫できちんと管理されている様子を聞いた後は、新米のコシヒカリで作ったおにぎりと漬物で昼食。
現地で食べるとさらにおいしく感じるから不思議です。

その後、弥彦神社、弥彦山、寺泊の魚市場と地域を巡り、弥彦駅からローカル線に乗り、帰途につきました。




楽しい昼食山からの展望

新米コシヒカリのおにぎりは最高。
お漬け物と豚汁もおいしかった!

弥彦山の山頂から
田園風景と日本海を眺望

魚市場の様子記念写真

寺泊の魚市場通りはにぎわい、
浜焼きの香りが立ち込めていました

田んぼの中でポーズ!

参加者の中に、10年ほど前に弥彦への交流訪問に参加し、それ以来、JA越後中央 弥彦の産直米を食べ続けているという方もいました。
今回初めて来た方もきっと弥彦のファンになったことでしょう。


2009.09.24

雑穀と小麦が混ざらないように工夫

雑穀と小麦が混ざらないように工夫

雑穀や小麦がおいしいお菓子に

雑穀や小麦がおいしいお菓子に

東都生協のアレルギー対応商品検討委員会は2009年9月17日、大阪府岸和田市にある㈱げんきタウンの工場へ視察に行きました。

㈱げんきタウンは、食物アレルギーの子どもに人気のお菓子を多数作っているメーカーで、東都生協でも同メーカーのお菓子を取り扱っています。

㈱げんきタウンは、製品を「お母さんの目線で作ってもらう」ため、従業員20人は全て女性。

原材料にもこだわりがあり、岩手県産の農薬無散布のひえ・あわ、国産有機栽培米や国産有機の冷凍野菜などを使用しています。

アレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因食品)が混ざらない工夫として、小麦・大豆製品と米・雑穀製品とを製造過程の全般にわたって分けていることなどが確認されました。

今回の視察ではクリスマスに向けたケーキミックス粉やお菓子パックの紹介もあり、シンプルな材料で昨年とは違ったものを子どもたちに届けたいという思いが伝わってきました。

産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑥

 

「大豆の種は大豆」なんだ!

JAやさと農業体験・大豆コース第1回報告

2009.09.07

この大豆を植えます

この大豆を植えます

土が軟らかい!!

土が軟らかい!!

東都生協では、作物ができる家庭を学び「食べる」ということを考えるきっかけづくりの場として、「JAやさと農業体験 大豆コース」を行っています。2009年7月4日に実施した第1回目の種まきには、子どもを含む27人が参加しました。

参加者は実際に土に触れて種まきを体験。まずは、ふかふかの土の軟らかさに驚いた様子でした。

「大豆の種は大豆なんだ」という発見をした子どもたちの顔は皆、生き生きとして真剣そのもの。種まきの後、子どもたちは朝日里山学校の校庭で竹とんぼをして遊び、おとなは大豆について学びました。

今後は9月に草取り、11月に収穫・脱穀、12月には収穫した大豆を使った豆腐作りが予定されています。

JA越後中央とじっくり交流

JA越後中央を視察・訪問

2009.08.26

田んぼを見ながら、栽培方法の説明を聞きました

田んぼを見ながら、
栽培方法の説明を聞きました

収穫作業は当然、肉体労働です!

収穫作業は当然、肉体労働です!

最後は人の目でしっかりと確認

最後は人の目でしっかりと確認

東都生協では、組合員自らが食の安全と安心を確認する「産地・メーカー視察」に取り組んでいます。2009年8月20~21日、5人の組合員が産直産地のJA越後中央を視察・訪問をしました。

JA越後中央は新潟県のほぼ中央に位置し、「新潟コシヒカリ」「枝豆」などの取り扱いがあります。

1日目
「産直青果ボックス」専用のぎんなんの園地を視察した後、栽培区分が「東都みのり」のコシヒカリの生産者、村越さんの田んぼを視察し、稲が病気もなく健康に生育しているのを確認しました。産直米の無無(化学合成農薬・化学肥料不使用)栽培では、雑草の対処方法が大変な作業になりますが、ここでは除草作業が徹底されていました。

次に米からの転作で生産量が増えている枝豆の手作業による収穫作業を体験しました。収穫された枝豆のさやを取り除き、大きさを選別、人の手により最終確認をして出荷する一連の流れを確認することができました。

2日目
同農協で生産された米を保管する低温倉庫を視察。体育館のような大きな倉庫は9月後半からは順次新米が入ります。

同じ敷地内にある枝豆集荷場も視察し、その後、同農協の集会室にて栽培管理記録や生産から提出される誓約書などを閲覧・確認しました。

参加者からは「安全・安心な食料を作るために苦労している実状が実感できた」「実際に現地で見るとよく理解できるので、多くの組合員も参加してほしい」「栽培管理など産地の取り組みや、姿勢・熱意が伝わり産地理解が深まりました」との感想がありました。

2日間にわたっての視察でしたが、生産者の熱意や苦労を知ることができ、充実した時間を過ごすことができました。

産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

みんなで楽しく 親子クッキング♪

8月「食と農」の取り組み

2009.08.24

子どもとレタス

ぼくにも、できるかな?

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みんなで「いただきます」

2009年8月20日、子育て委員会は2歳以上の未就学児を対象とした親子クッキングを開催。15組の親子が参加しました。

最初に、朝ご飯を食べる大切さの話があり、その後、ライスピザやフルーツヨーグルトづくりに挑戦しました。子どもたちは、ご飯をラップに包んで麺棒で伸ばしたり、レタスやバナナをちぎったりと大活躍。自分たちで作ったご飯を、みんなで食べました。

参加した親からは「野菜ぎらいで普段食べない子が、今日はいっぱい食べた」などの喜びの声が寄せられ、有意義な一日となりました。

安全性はもちろん、材料にもこだわりが

㈱ニッコーの安全と本物の味を追求する誠実な商品作りを確認

2009.08.08

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作業工程を確認しました

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東都生協では、組合員自らが食の安全と安心を確認する「産地・メーカー視察」に取り組んでいます。2009年8月6日には、9人の組合員が神奈川県大和市にある㈱ニッコーの本社工場を視察しました。

㈱ニッコーは人気商品「鶏ごぼうしゅうまい」などの製造メーカーです。

東都生協が取り組む「おいしくしようよ! この商品」の活動にも参加し、組合員の意見を積極的に取り入れているメーカーの一つです。生産者が明らかな産直の原材料で、化学調味料を使用せず、冷凍加工品を製造しています。

今回は「鶏ごぼうしゅうまい」の製造工程を視察しましたが、ごぼうを洗う工程から、野菜や肉のカット、原材料と調味料の混合、しゅうまいの形に成型し蒸して冷凍するまで、1つ1つの工程が安全かつ衛生的に行われていることを確認しました。

特にできたての熱々のしゅうまいをベルトコンベアに並べ、30~40分かけて冷凍する機械「トンネルフリーザー」の使用や、冷凍後はすぐに冷凍車に積み込み出荷することは、毎日行なわれる細菌検査と合わせて、安全性が評価できます。また東都生協の取引産地や、調味料メーカーの材料を使用していることも確認しました。

視察後は質疑応答や商品検査室の見学・説明、また新商品開発担当者から話があり、出来たてのしゅうまいの試食もしました。社員・パート従業員の皆さんが明るく真面目で、㈱ニッコーの誠実な商品づくりが伝わってくる、充実した視察となりました。


産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 
2009.07.02

工場は衛生管理を徹底

工場は衛生管理を徹底

説明を聞きながら試食をしました

説明を聞きながら試食をしました

東都生協では、組合員が自らが食の安全と安心を確認する活動として、産地・メーカー視察訪問に取り組んでいます。

2009年6月30日には㈱南部フーズの視察を行い、16人の組合員が参加しました。

煮豆などを製造する㈱南部フーズは、横浜新都市交通「産業振興センター駅」の近くにあります。

40年前に創業して以来、不必要な食品添加物は一切使用せずに商品を製造しています。

他の業者さんから笑われたり「着色剤を使ってみたら」との話もあったそうですが、㈱南部フーズは「ずっと添加物は使わず、これからもその姿勢は変わらない」とのお話を聞きました。

東都生協の主な取り扱い品目は「肉しゅうまい」「味付けメンマ」「丹波黒豆」などがあります。この日は「釜あげ大正金時豆」の製造工程を視察し、商品の説明を受け、試食もしました。

「消費者ニーズに合致した商品を開発していきたいので、組合員さんから提案があれば、どんどん出してほしい」との要望をいただきました。

参加者からは「工場をきれいに、清潔を第一に考えているとの社長のお話が聞けたことが良かった」「大好きな豆製品の生まれた所を実際に見学でき、一層好きになりました」との感想がありました。



産地・メーカー視察だより①

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 
2009.05.23

畑の様子をつぶさに確認

畑の様子をつぶさに確認

組合員の1つ1つの質問に、生産者は丁寧に答えてくれました

組合員の1つ1つの質問に、
生産者は丁寧に答えてくれました

東都生協では、組合員が自らが食の安全と安心を確認する活動として産地・メーカー視察訪問に取り組んでいます。2009年5月21日には、(農)埼玉西部産直グループの視察を行い、11人の組合員が参加しました。

(農)埼玉西部産直グループが位置するのは、三富新田(さんとめしんでん)という江戸時代に開発された地域。屋敷地・農地・雑木林から成る短冊状に区画しされた約5haの土地道路に沿って並び、三富独自の循環型農業や農村文化を形成。雑木林の落ち葉が腐葉土となり、豊かな実りを生み出してきました。

今回の視察では防除や出荷に関する生産者のお話を聞き、なじみのないスティック春菊の試食も行いました。

大根やほうれん草、葉大根の畑を見学し、作物を育てる際、東都生協との約束が守られていることを確認しました。

参加者からは「生産者の取り組みや熱意が伝わった」「スティック春菊は軟らかくておいしい。皆でアピールしていきましょう」などの感想が聞かれました。


産地・メーカー視察だより②

産地・メーカー視察だより③

産地・メーカー視察だより④

産地・メーカー視察だより⑤

産地・メーカー視察だより⑥

 

2回目の田んぼ作りからの米作り交流を実施

(農)船橋農産物供給センターの休耕田で田んぼ整備

2009.02.10

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飯島代表のあいさつ

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生産者の菊地さんのお話

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使用する草刈り機や鎌

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草刈り機の使用方法やコツについて
生産者の石井さんから説明

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さぁ今日はどこまでできるかな?

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のこぎりで...

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草刈り機で...

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刈った草・木を集めます

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田んぼの周りの木も集めます

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あと少し、がんばれ!

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12時45分に無事、草取り作業が終了
お疲れさまでした

-その2- 「田んぼの整備 1回目」

2009年1月17日、東都生協の産直産地・(農)船橋農産物供給センター(千葉県)で、休耕田での米作り再開に向けた1回目の田んぼ整備を行いました。前回の歩き道設置作業日と同様に、暖かい中、マイカーと電車で東都生協組合員など総勢約50人が集まりました。

今日の作業は、田んぼの中と周りに生えている草・木を鎌やのこぎり、草刈り機などで刈り取る作業で、5月に田植えを行うための重要な作業です。この作業は3月までに3回行います。

今回は、草刈り機も使うため、その注意事項も含めて(農)船橋農産物供給センター代表の飯島さんからあいさつがあり、その後に田んぼをご提供いただいている生産者の菊地さんからお話がありました。

朝のミーティングを終えて、前回作った階段を通って田んぼへ移動し、いよいよ作業開始です(10時15分)。草刈り機担当と、鎌やのこぎりでの草・木刈り、刈った草・木をまとめる担当に分かれて作業を行いました。

田んぼは深いところでは膝下くらいまでぬかるんでいます。ところどころ、氷も張っていました(厚いところは5cmくらい)。そんな中での作業はかなり大変です。

遅めの昼食を取った後、この田んぼの名前を参加メンバーから募り、「睦(むつみ)」「力(りき)」「美田」「はじめの田」「田んぼぼ」「田んばりん」などの候補が出されました。田んぼの名前は次回決定します。

田んぼの持ち主で生産者の菊地さんによると、この田んぼは米作りをやめて二十数年、管理をしなくなって15~6年とのことでした。5月から再開する米作りで米ができると、なんと二十数年ぶりにこの田んぼで米がと取れることになります。

次回の作業は2022年2月14日(土)で、田んぼの中の有機物をなるべく少なくするために、草・木をさらに丁寧に取り除く作業を行います。


☆他の日の作業の様子
 −その1−「田んぼまでの道づくり」

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